医学部入試

多浪生が陥りやすい罠(2018-04-05)

学院長の田尻です。

ここのところ毎日、来年の医学部合格を目指す医学部受験生の
相談に乗っています。
相談に乗らせていただく医学部受験生の中で多浪生には、いつも
特に注意を促すことがあります。

何年も受験勉強を続けていると、見たことのない問題は、
もうほとんど無くなります。どの問題を見ても「こんなのやった」
と思えてしまいがちです。特に基本的な問題であればあるほど、
「今更、こんなのやる必要は無い」と思うようです。

本当に、やる必要はないのでしょうか?

医学部入試で合格するためには、他の受験生が解いてくる問題は、
自分も確実に得点にすることが欠かせません。こういった問題を
落としていては、受験者の中で上位に入ることは難しくなります。

多浪生で、今年の入試で「1次試験には通った」「補欠にはなった」
という受験生も少なくないと思います。そうであれば、4科目合計で、
あと数点、ひょっとしたらあと1点あれば医学部に合格していたかも
しれません。

例えば、英語の発音・アクセントの問題であと1問出来ていれば
合格していたかもしれません。でも、何年か受験勉強をやっていると
「発音・アクセントなんてもうやらなくていい」と思ってしまう
かもしれません。しかし、発音・アクセント、ここは落としては
いけないところです。確かに配点は低いでしょう。1点かもしれません。
しかし、3000人ほどが100席を競う医学部入試では、1点違えば順位も
大きく変わります。

多浪の医学部受験生は「こんなの今更」と思う問題でも、地道に一つひとつ
積みあげることを意識してください。

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