医学部入試

東海大学医学部一般編入学試験の相談会(2018-04-13)

こんにちは。
トータルアドバイザーの鈴村です。

来週の16日(月)から、東海大学医学部一般編入学試験
の出願受付が始まります。それに先立ち、先週の8日
(日)に伊勢原キャンパスで相談会が開催されました。

相談会に行った生徒の話によると、募集人員が20名
から15名に減ったこと以外は、特に変更はないとの
ことです。

東海大学の編入試験は、1次試験が英語と適性試験、
2次試験が個人面接です。英語100点、適性試験100点、
個人面接は1回100点×2回行われます。

また、英語と適性試験は2013年度から点数を標準化
しています。標準化とは、受験者の平均点を50点と
しているということです。いわゆる偏差値化です。

今回の説明会でも、1次試験のボーダーラインは特に
説明されなかったようです。わかっている限りでは、
2013年度入試の合格者平均点は、英語61点、適性
60点でした。これは標準化後の点数です。ちなみに
この年の1次合格最低点は英語45点、適性40点です。

英語と適性を合わせた1次ボーダーラインですが、
点数を標準化していることもあり、正直わかりません。
ただ、合わせて6割~7割ぐらいあれば、1次試験は
合格できるのではないかと、受験者の話を聞いている
と感じます。それでも、昨年度は英語が難しかった
ようですが。

入学者の年齢についてですが、以前メルリックスから
東海大学の編入試験で40代前半の男性が合格してい
ます。一般入試で40代後半の女性が入学したことも
あります。どうやら、40代までは面接試験で医学部
教員にきちんとアピールすることができれば、合格で
きるのではないかと考えています。

過去3年間の入試状況は以下の通りです。

2017年5月
実施
2016年5月
実施
2014年9月
実施
募集人員 20 20 20
志願者数 308 404 468
受験者数 298 392 455
1次合格者数 84 84 79
1次合格倍率 3.5 4.7 5.8
正規合格者数 20 20 22
繰上合格者数 2 0 0
総合格者数 22 20 22
合格実質倍率 13.5 19.6 20.7
入学者数 * 19 18

出願書類には「2次試験日」に希望順位を書くよう
になっています。2次試験は面接なので、2日目の
方が1日目の出題内容がわかって有利ではないかと
考える人もいるようですが、これまで土曜と日曜で
顕著な合格の差が出たことはありません。
メルリックスでも、たとえ1日目に2次試験を受けた
方が、プレゼン面接のテーマを教えてくださった
としても、それを2日目の受験者に教えることはし
ていません。そこはやはりフェアであってほしいと
考えています。

また、「志願者の履歴」について書く欄がありますが、
ここはなるべく空白のないように記入してください。
「現在の状況も必ず明記してください」とわざわざ
強調してあるので、予備校に行っている方は予備校
名を、自宅学習している方は自宅学習と、お仕事を
していらっしゃる方は、きちんとそのことを書いた
方が、医学部の教員である面接官にとってもわかり
やすいです。

ただでさえ、再受験生は経歴の部分が複雑になりがち
です。スムーズに面接を進めるためにも、ぜひ経歴は
きちんと書いて出願したいものです。個人面接の練習
はそれをもとに行いますので、できればコピーを取っ
ておいてください。