医学部入試

医学部の成績開示、受験票は捨てないでください。(2018-04-14)

学院長の田尻です。

今年の私立医学部入試を受験したのであれば、実際に
自分がどれくらいの点が取れていたのか、受験者の中で
自分はどの程度の位置にいたのかを知ることは、来年の
医学部合格のためには欠かせないことです。

大学によって成績開示の内容は様々で、北里大学医学部の
ように、一般入試の不合格者だけに対して成績を開示する大学も
あれば、金沢医科大学のように一般入試受験者全員を成績開示の
対象としている大学もあります。

また、北里大学医学部の成績開示は得点などの開示ではなく
不合格者を成績順にAからEの5段階に分け、その中のどの
段階だったのかを知らせるものです。自分の総得点、科目別
得点、順位などは知らされません。一方、金沢医科大学の
成績開示では1次試験の学科試験の成績を、科目別の得点と
総合点の両方を知らせる他に、総合点の最高点・最低点、
合格者の最低点も知らせてくれます。

このように、大学によって成績開示の内容も様々ではありますが、
実際の医学部入試での自分を知る貴重な資料であることは間違い
ありませんので、ぜひ成績開示をしてみてください。

医学部入試の成績開示を求める際には、基本的に受験票が必要です。
合格することの出来なかった入試の受験票は、見たくもないかも
しれませんが、成績開示のために捨てないでおいてください。

なお、久留米大学医学部の成績開示申請は3月31日まで、
東邦大学医学部の成績開示申請は4月13日までで、どちらの
大学もすでに申請期日が過ぎています。
また、今年から新しく岩手医科大学医学部が、
一般入試不合格者を対象に成績開示を始めます。

今年、受験した医学部の、成績開示期間と申請方法は確認して
おいてください。
メルリックスでは4月の生徒面談で、成績開示をしている
大学一覧表を生徒の皆さんにお渡ししています。

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http://nyushi.melurix.com/archives/2297

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