医学部入試

東海大学医学部が、新たにAO入試を実施(2018-05-10)

学院長の田尻です。

東海大学医学部が今年の10月に新たなAO入試を
実施することになりました。昨年の藤田保健衛生
大学のAO入試(ふじた未来枠)に続く、医学部
でのAO入試の新規導入です。

東海大学医学部のAO入試は「希望の星育成」と
名付けられ、募集人員5名で行われます。出願期間は
2018年9月26日から10月12日までで、1次
試験は10月28日に行われ、2次試験は11月18日に
行われます。そのうえで、来年1月19日、20日の
センター試験の結果で最終的な合否が決まります。

出願資格は、現役生で評定平均3.8以上などです。

試験内容は、1次試験が書類審査と小論文、面接。
2次試験は、オブザベーション評価と面接。
そして最終がセンター試験で、英語、数学、理科2科目と
なり、得点率80%以上が合格の条件となります。センター
試験で得点率80%以上というと、大阪医科大学の「建学の
精神入試」を思い出します。

この東海大学医学部のAO入試の試験内容の詳細は、今の
ところ把握できていませんが、来年1月のセンター試験で
8割を取る自信があれば、検討していいでしょう。今、では
なく来年の1月にセンター8割の実力を着けていればいいの
です。

気になるのは「オブザベーション評価」です。これまで、
医学部入試で、オブザベーション評価というのは、聞いた
ことがありません。いろいろ調べてみましたが、受験生に
その場で課題を与えて、その課題に対する受験生なりの答えを
答えさせる、ということになるのではないかと思います。
なお来週、東海大学医学部からAO入試について詳しい
ご説明をいただく予定になっていますので、詳細が
分かり次第、このブログでお伝えいたします。

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