医学部入試

東海高校が医学部に強い理由は?(2018-06-07)

こんにちは。
トータルアドバイザーの鈴村です。

今週号の週刊朝日で「医学部の現役合格に強い高校」が
特集されています。
詳しい分析記事は田尻学院長にお任せするとして、私の
方からは、なぜ愛知県の東海高校が医学部合格者数で
全国1位なのか?を取り上げたいと思います。

東海高校は愛知県名古屋市にある私立の中高一貫男子校
です。地元では断トツトップの進学校であり、私が小学
生だった頃から、地元の開業医のご子息が多く通うこと
で有名でした。卒業生には、海部俊樹元首相をはじめと
する錚々たるメンバーが名を連ね、「今でしょ!」の林
修先生や、美容整形外科医として有名な高須克弥医師も
東海高校の出身です。

私は名古屋で育ったということもあり、

「東海高校がなぜあんなに医学部合格者を出すことが
できるの?」

とよく聞かれます。

個人的な見方になりますが、東海高校の医学部合格者
が多い理由は「東京や大阪と違って、それほど多くの
進学校があるわけではないので、自然と医学部志望者
が多く集まっているから」だと思っています。

愛知県の進学校と言えば、県立旭丘高校や県立岡崎高校
など、公立高校が圧倒的に多く、私立では滝高校と南山
高校ぐらいです。滝も南山も男女共学なので(南山は男
子部と女子部に分かれていますが)私立の男子校で進学
校というと、東海高校が断トツで抜きん出ているという
のが愛知県の高校事情です。

人口200万人の都市に開成高校があり、他に都立高校
と二、三の私立高校があるという状況を想像してもら
うとわかりやすいでしょうか。
そうなると、開成に多くの医学部志望者が集中するのは
当然と言えば当然ですよね。

私は県立高校に通っていましたが、当時、東海高校の男
子生徒とおつい合いしている同級生は、皆の憧れの的で
した。私の友人は開業医の息子さんとおつき合いしてい
て、その方は1浪して地元の名大に合格されるという絵に
描いたような進学コースを辿られました(笑)

さて、杏林大学医学部が2019年度からAO入試を始める
ことをホームページで発表しました。東海大学医学部の
希望の星育成と似ており、センター試験と大学独自の試
験が課されます。
出願資格は1浪生まで、評定平均の制限はありません。

http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/center/nyugaku/exam/ao_medicine.html
【杏林大学】2019年度医学部 AO入試

まだ募集要項は一部しか出ていませんが、杏林大学の入
試ご担当者に詳しい話を聞いて、またこのブログでお伝
えしていきます。

また、メルリックス学院は私立医学部だけでなく、私立
歯学部専門予備校でもあります。
私立歯学部を志望される方からの、推薦・AO入試のご相
談が増えてきましたので、今年は推薦入試相談会を開催
することにいたしました。
この後のブログで、詳しいことをお知らせしますが、当
日は東京歯科大学の方をお招きする予定です。

***東海大学医学部 一般編入学試験 2次試験対策講座***
http://nyushi.melurix.com/archives/197

※大阪校でも実施しています
http://nyushi.melurix.com/archives/2434

***【6月17日(日)開催】医系英語攻略のための公開授業&学習相談会***
http://nyushi.melurix.com/archives/2410

***メルリックス学院の2018夏期講習***
http://nyushi.melurix.com/archives/185

***田尻学院長との個別面談を希望される方はコチラ***
http://nyushi.melurix.com/archives/2297

※お電話で「田尻学院長を」とご指名ください!


『医学部合格完全読本』かんき出版(Kindle版あり)