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国公立大学医学部の倍率は、なぜ低い?(2018-07-23)

学院長の田尻です。

私立大学医学部一般入試の倍率は、志願倍率では
近畿大学医学部一般後期の134.4倍や帝京大学
医学部一般の85.0倍など大変な倍率です。

志願者数ではなく、実際に受験した受験者数と
繰り上げ合格者も含めた総合格者で見た実質倍率
でも、藤田保健衛生大学一般後期の57.4倍、
昭和大学医学部選抜Ⅱ期の49.1倍など、
やはり大変な高倍率が並んでいます。

私立医学部一般入試の実質倍率は、ほとんどの
大学で10倍を超えます。杏林大学医学部では、
今春の一般入試の実質倍率は10.1倍でした。
これは定員91人に対し、正規合格者は定員を
54人上回る145人とし、繰り上げ合格者も
定員を36人上回る127人でした。

この結果、杏林大学医学部は定員91人に対し
正規合格と繰り上げ合格を合わせた総合格者は
272人となりました。定員91人より181人も
多い合格者となったわけです。定員のほぼ2倍の
合格者を出したため、志願倍率は31.5倍だった
のですが、実質倍率では10.1倍となりました。

これに対して、国公立大学医学部入試では、合格者は
定員と同数で、繰り上げ合格が出ることはまず無い
でしょう。正規合格者は定員と同数で繰り上げ合格が
出ないとなれば、杏林大学医学部のように志願倍率に
比べ、実質倍率が大きく下がることもありません。
志願倍率イコール実質倍率と考えてもいいと思います。

さて、今春の国公立医学部一般入試前期の実質倍率は
4.7倍でした。10倍以上が当たり前の私立医学部
一般入試に比べるとかなり低い倍率に感じます。
これは、国公立大学医学部の入試はセンター試験の
自己採点結果を見て、各大学に出願することが大きく
影響しています。

国公立大学は前期も後期も1校しか受験できません。
ですから、多くの受験生はセンター試験の結果から、
合格の可能性を考えて出願します。一か八かの出願は
しにくく、出願者の多くは「ここなら受かりそう」
「この大学なら、チャンスあり」と考えて出願して
います。

ですから、倍率自体は私立医学部ほど高い倍率には、
なりません。しかし、出願者は「受かるだろう」と
考えて出願しているわけですから、成績上位者が
集まる中身の濃い厳しい入試となります。

国公立大学医学部の倍率は、私立医学部の倍率に
比べると低いのですが、けして「倍率が低いから
楽」ということは、ありません。

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