医学部入試

医学部受験生なら、誰もが地域枠は無視出来ない。(2018-07-25)

医学部入試は、どんどん複雑化しています。
国公立医学部志望者も私立医学部志望者も
単純に医学部の一般入試を考えておけばいい
と言うものでは、ありません。

「推薦入試も考えている」それでもまだ足りません。
「AO入試だって考えている」ここまで来るともう
十分のような気がするでしょう。医学部再受験生で
なければ、帰国生入試などの特殊な入試を除けば、
入試の種類としては、これで全てです。

でも、ここで立ち止まらないで欲しいのです。
もう一つ考えて欲しいのは「医学部地域枠」です。

医学部の地域枠は、もともと地方の医師不足を解消
することを目的に創設されたものですから、都市部の
医学部受験生にとっては、自分には関係の無い
医学部入試のように感じるかもしれませんが、
東京都も大阪府も地域枠があります。

医学部受験生の皆さんは、志望校に地域枠があっても
「自分はそこの県の出身ではないから受験資格がない」
と決めつけていませんか?

確かに医学部の地域枠は多くの場合、出身地による
制限があります。しかし、出身地による制限のない
地域枠もあります。

例えば、札幌医科大学の募集人員は全部で110人です。
このうち推薦入試は地域枠20人、特別枠15人の
合計35人で、いずれも出願資格に出身地による
制限があります。

札幌医科大学の一般入試の募集人員は75人ですが、
募集枠が二つに分かれていて一般枠が20人、北海道
医療枠が55人となっています。20人の一般枠に
出身地制限が無いのは当然ですが、募集人員55人の
北海道医療枠も出願条件に出身地による制限はなく、
全国の医学部受験生が、出願が可能です。

札幌医科大学は一見、募集人員110人のうち北海道
以外の受験生は20人の一般枠しか受験できない
ように思えますが、全体で110人の募集枠のうち
実は75人は、出身地に関わらず誰でも受験できます。

私立医学部でも、例えば川崎医科大学の一般入試
静岡県地域枠は、出願条件に出身地制限はありません。
全国どこの受験生も川崎医科大学の静岡県地域枠を
受験することが可能です。

現在の医学部入試では、地域枠を全く無視するのは
得策とは言えません。医学部卒業後の「縛り」は、
どうしても受け入れられない、ということであれば、
仕方ありませんが、「医師になることが、何より優先」
であれば、医学部の地域枠も一度は検討してください。

先日の福岡大学医学部、久留米大学医学部の入試
説明会では、それぞれの大学の入試を担当される方
から「地域枠は一般枠に比べると易しい」という
話がありました。福岡大学医学部、久留米大学医学部
どちらの医学部入試も地域枠の方が易しいとの
ことですが、これはこの二つの大学に限った話では
ありません。

多くの場合、一般枠に比べ地域枠の方が入試としては
易しくなります。だからこそ、地域枠にも関心を
持ってもらいたいと思います。

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