医学部入試

福岡大学医学部入試で得点調整。(2018-07-28)

日曜日に実施したメルリックス学院主催の福岡大学
医学部と久留米大学医学部の説明会では、それぞれの
大学から、ホームページなどで公表されている入試
情報を超える話を聞くことが出来ました。

福岡大学医学部からの入試説明では、推薦入試の
英語と数学の得点を比べると、ここ2年は英語の
平均点の方が数学より5点ほど高くなっている
ことが話されました。

また、A方式推薦入試(通常の公募推薦入試)と
地域枠推薦入試の問題は、同じ問題を使いますが、
合格点を比べるとA方式推薦入試の合格点の方が
高いことも話してくださいました。

福岡大学医学部の地域枠推薦入試の合格者の現浪別の
データも示してくださり、それを見ると、3浪生の
合格者もいました。福岡大学医学部の地域枠推薦入試の
受験資格は2浪までと思っている受験生が多いかも
しれません。条件によっては2浪を超えても受験
できることは分かっていましたが、今回初めて2浪
以上の合格者もいることが確認できました。

福岡大学医学部の一般入試については、今年の入試の
合格者平均点が示されました。それによると英語の
合格者平均点は69.4点、数学の合格者平均点は65.3点、
化学の合格者平均点は80.4点、物理の合格者平均点は
85.4点、生物の合格者平均点は76.3点でした。

英語と数学より、理科の合格者平均点が高いことが分かり
ます。また理科の中では、物理と生物の合格者平均点に
9.5点の差があります。私から「得点調整は、あるのか?」
という質問をさせていただきましたが「得点調整は、ある」
というお答えでした。さらに「今年の入試で、得点調整は
あったのか?」とお尋ねしたところ「あった」という
お答えでした。

こういう説明会のような場では、なかなか質問はしにくい
ようですので、いつも私が「皆さんは、こういうことが
聞きたいだろう」ということを、参加者の皆さんを代表
してお聞きしています。日曜日も私から、得点調整の
質問の他に「調査書にも配点がついているが、どこをどう
評価しているのか?」「2次試験を終えて何人かの受験生が
同点だった場合は、どうするのか?」など他にもいくつか
質問をさせていただきました。

他の質問については、次回にお伝えさせて頂きます。

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