医学部入試

大坂なおみ選手に学ぶ(2018-09-13)

テニスの四大大会の一つ、全米オープンで
優勝した大坂なおみ選手が今日の早朝、日本
での試合のために羽田空港に到着しました。

大坂選手が全米オープンで優勝したことで、
マスコミは、こぞって大阪選手のことを取り
上げています。この中に「大坂なおみが強く
なった秘密」のような報道も多くあります。

「大坂なおみが強くなった秘密」を見ると
医学部受験生の皆さんにも通じることがある、
と感じます。

大坂選手は完璧主義者だそうで、試合では
「全ての球を打つ」選手だったそうです。
「全ての球を打つ」というのは「全ての球で
エースを狙って力を込めて打つ」という意味
です。これに対し、新しく就任したサーシャ・
バインコーチは「なおみのパワーがあれば、
80%の力で十分だ」とアドバイスしたそうです。

これまで、来た球を常に全力で打ち返していた
ことでミスも多かった大坂選手ですが、メリハ
リを付けることで確かにエースは減ったものの、
単純なミスが大きく減り、そのことが日本人
として初めてのグランドスラムシングルス優勝
という偉業につながったとのことです。

大坂選手のインタビューでは「我慢」「忍耐」と
いう言葉が何度も出ていました。「決めてやろう」
と思う気持ちを抑えて、ラリーを続けるところは
ラリーを続け、じっとチャンスを待つことが結果
につながることを理解して「我慢」したそうです。

医学部受験生の皆さんにとっての「試合」は「入試」
でしょう。入試になれば全ての問題に手をつけたく
なるでしょう。そして、全ての問題を解きたくなる
と思います。もちろん、全ての問題が解ければ最高
です。テニスの試合で大切なことは、相手に1ポイ
ントも与えないで勝つことではなく、相手に何ポイ
ントを与えようと結果として試合に勝つことです。

医学部入試でも同じで、最も大切なことは満点を取
る事ではなく「出来ない問題が有ったとしても、手
をつけていない問題があったとしても、合格点は確
実に取る」ことです。

実際の入試の場では「全ての問題を解きたい」とい
う気持ちから焦ってミスをすることを無くし「解け
る問題で確実に点を稼ぐ」ことが大切です。

模擬試験を受ける時から、この気持ちを大切にして
本番入試に備えてください。

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