医学部入試

そもそも医学部入試とは?(2018-09-18)

医学部入試、医学部の入学試験とは、どの
ような試験でしょうか?

今さら?と思われる医学部受験生は多いと
思います。医学部入試とは、各大学医学部
が、自校の医学部に進学を希望する志願者
の中から、入学者を選ぶための試験ですね。

医学部受験生の皆さんは、選ばれる側です。
このブログでは、医学部から選ばれる立場
の皆さんに「医学部から入学者に選ばれる
=「医学部に合格」するためのお手伝いが
少しでも出来ればという思いで書いていま
す。

さて、「医学部から入学者に選ばれる」=
「医学部に合格」するために必要なものは
なんでしょう?何と言っても、まずは「学
力」ですね。

医学部は将来、医師となる人材を教育・育成
する学部です。医師国家試験もあります。医
学部生として求められる第一が「医学を学ぶ
基礎学力・能力」であることは医学部入試の
試験内容からも明らかです。

人物本位、といわれるAO入試でも医学部では
学力試験は必ず課されます。同じ医療系学部の
歯学部が定員を割ったとしても、志願者全員を
合格としないのも、基礎学力が不十分な受験生
は、歯学部生として入学させるわけにはいかな
いということからです。医学部も歯学部も学力
が、まず求められます。

ほとんどの大学入試、特に一般入試では、学力
試験だけが課されます。しかし、医学部入試では
一般的に、学力試験の他に小論文や面接が課され
ます。各大学は、医学部の入学者は単に学力が
あればいいというわけではない、と考えている
ことが分かります。

各大学医学部が考える医学部入学者像は、どの
大学も同じとは言えません。試験内容が異なれば
志願者に求めるものも当然、異なることになりま
す。

学力試験といっても、試験科目や試験時間、配点
は様々です。一口に「医学部合格」といっても、
志望校や本人の置かれた状況によって、医学部
合格までの道のりは違うはずです。

今春の医学部一般入試では、ボーダーライン得点
率が91~2%の帝京大学医学部と近畿大学医学
部のセンター試験利用入試で、メルリックスの生
徒の合格者がいました。

帝京大学医学部、近畿大学医学部の合格者2名は、
他の医学部一般入試では1次試験に合格できてい
ません。それでも二人は、センター試験の得点率
が9割以上必要と言われる医学部に合格しました。

一人は再受験生、もう一人は2浪女子です。

医学部入試は、飛び抜けて難関ですが合格への道
筋は、一つではありません。各医学部の試験内容
を把握し、それぞれの受験生に合った、志望校の
合格基準を上回るための準備をすることが、一人
ひとりの医学部合格への道筋だと思います。

そして、少しでもそのお手伝いが出来れば、とい
う思いでこれからも、このブログを書いて行きま
す。

ところで、9月15日のブログを読まれた方から
メルリックスのツイッターに「昨日のブログを読
むと、年齢差別はありますよ。仕方ないですよ。
と読めます。この一連の流れは、こういうことを
含めてダメなんだっていう世間の認識にあると思
うのですが。」という投稿がありました。

後半部分は、意味がはっきりしないのですが、前半
の部分、年齢差別はありますよ。仕方ないですよ。
と読めてしまったのであれば、私の文章力の無さを
お詫びします。

医学部合格に向けて「こうするといいと思う」
「こういう点に注意した方がいいと思う」という
ことに絞って書いています。医学部の面接は「こ
の受験生は自校の医学部生にふさわしいか」を最
終的に判断する場になります。判断の基準は、大
学によって様々です。高校中退という経歴を気に
する大学もあるかもしれません。長期の欠席をし
たことを気にする大学もあるかもしれません。

年齢のことを気にする大学は、ありそうな気がし
ますし、年齢を気にする面接官もいそうに思いま
す。そのことに対する心構えを書いたつもりでし
たが、表現が甘かったのかもしれません。

このことも踏まえて、これからも医学部受験生の
皆さんのお役に立てるようなブログを続けて行き
ます。

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