医学部入試

医学部入試で併願校を考える際に忘れてはいけないこと(2018-11-09)

医学部入試で、受験校を考える際のポイントを
お伝えしてきました。まず、第一志望校を決める。
特に第一志望校は無く「医学部ならどこでもいい」
のであれば、「勝負する大学、最も合格の高いと
思われる大学」を決めるようにお伝えしました。

そして次に、なぜ併願校を考えるのかを確認する
ようにお伝えしました。「国公立大学医学部の他に
私立医学部も併願するが、国公立大学医学部対策
に時間を使いたいので日程、科目、試験会場の負
担の少ない医学部を併願する」「私立医学部を出来
るだけ、たくさん受けたい」「初めての大学受験な
ので、大学受験に慣れるため第一志望校の前に、
どこか受験しておきたい」「大学受験は今年が最後
なので、他学部も受験する」「第一志望校の前に、
どこかの大学に合格して気持ちを落ち着けたい」
第一志望校の他に併願する理由、目的はいろいろ
あると思います。併願する目的に沿って第一志望
校以外の受験校を考えてください。

医学部入試は、通常の一般入試の他にセンター試
験利用入試もあります。前期・後期、Ⅰ期・Ⅱ期
に分けて入試を行う大学や、一般入試をいくつか
の試験に分けて行う大学もありますので、そこも
しっかり見ておいてください。

さて、実際に併願校を考えるさいの判断基準とし
て日程、試験科目、配点、試験会場の場所、入試
難易度、問題の難易度、マークか記述か、2次試
験日、学費、大学の所在地があります。これらの
うち、どの要素を重視するのか、最も重視する要
素は何かを考えてください。そのうえで、これら
の要素を総合的に考え併願校を決めるようにして
ください。

通常の一般入試だけを考えるのか、センター試験
利用入試も考えるのか、そのことも含めて、併願
校を考えるといいでしょう。