医学部入試

志望者が最も伸びた私立医学部(2019-12-29)

河合塾の第3回全統記述模試で、その大学
の合格可能性判定を求めた受験生が前年に
比べ最も増えた医学部は、医学部が出来て
3年目の国際医療福祉大学医学部でした。

志望者を減らす私立医学部が多い中、国際
医療福祉大学医学部は、前年比114.8%と
15%ほどの伸びを見せました。

昨年の第3回全統記述模試では、国際医療
福祉大学医学部の合格可能性判定を求めた
志望者は、1,234名でした。これに対し、今
年の第3回全統記述模試での国際医療福祉
大学医学部の志望者は1,417名で183名増
えています。

国際医療福祉大学医学部を第一志望とした医
学部受験生は昨年が393名で、今年は504名
と第一志望とした受験生も111名増えていま
す。国際医療福祉大学医学部の増加した志望
者は183名ですから、その6割が第一志望と
いうことになります。

国際医療福祉大学医学部の志望者が増えた理由
としては、何と言っても「医学部受験生が国際
医療福祉大学医学部を認知した」ということが
大きいと思います。

私も国際医療福祉大学医学部の教員向け説明会
に2年続けて参加させていただきましたが、率
直に「これまでに無い、先進的で素晴らしい医
学部が出来た」と感じました。

学費が私立医学部で最も安い上に最大で、学
費が1400万円減免される特待制度もあります。
学費も受験生にアピールする点だ思います。

生徒達には「君が医者になって一人前になるこ
ろには、国際医療福祉大学医学部に対する世間
の評価はかなり変わっている」と言い続けてき
ました。まだ卒業生がいなく、医師国家試験の
合格率がどうなるか分かりませんが、評価は高
まっていくと思います。

さて、国際医療福祉大学医学部一般入試の難易
度ですが、若干上昇する可能性があると考えて
います。国公立医学部との併願校にする受験生
が増える可能性がありますので学力上位の受験
生が増えるのではないかと思います。

国際医療福祉大学医学部の面接は、30分の個人
面接を2回行います。国際医療福祉大学医学部
に出願するのであれば、面接対策までしっかり
仕上げてください。

なお、国際医療福祉大学医学部の2次試験日は
6日間の中から第6志望まで選択します。これ
まで、選択した2次試験日を変更してほしいと
いう申し出はなかったとのことですので、2次
試験日はそれほど心配する必要はないでしょう。