医学部入試

今年の医学部小論文(2019-01-24)

医学部入試の小論文は、2次試験で
課される事が多いのですが、一部の
医学部入試では1次試験で小論文を
課す例もあります。

一昨日行われた国際医療福祉大学医
学部と昨日の岩手医科大学医学部の
一般入試では、1次試験で小論文を
行います。この2校で、すでに終え
た小論文を見ると、今年の医学部の
小論文のヒントが得られるかもしれ
ません。

医学部入試の小論文、面接は、タイ
ムリーな話題が取り上げられること
も多いのですが、見てみましょう。

まず、国際医療福祉大学医学部で出
題された小論文は生徒達の記憶によ
れば、改正出入国管理法の施行を控
え、外国人労働者の中で特に、介護
現場における技能実習生について自
分の考えを書かせるものでした。

これは、出入国管理法がなぜ改正さ
れたのか、という基本を知っている
と書きやすかったと思います。やは
り、タイムリーなテーマでした。

メルリックス学院が毎年、発行して
いる小冊子「医系小論文・面接用語
集」の2019年度版でも、出入国管
理法の改正、外国人労働者の受け入
れ拡大について、触れています。
多少なりとも役立ったのではないで
しょうか?

昨日の岩手医科大学医学部の小論文
では、「環境と病気」について考えさ
せるものでした。岩手医科大学医学部
を受験した生徒によれば「食糧が十分
過ぎるほどあることが、かえって肥満
などに結び付いている」といった内容
の10行ほどの文章が添えられていて、
「環境と病気」について自分の考えを
書くよう求められたようです。

健康寿命、社会保障費などを頭に置い
て書くとスムーズだったのではないで
しょうか?

ちなみに「医系小論文・面接用語集
2019」でも、健康寿命や社会保障費
、国民皆保険、受動喫煙などを取り
上げています。そして、食品廃棄も
取り上げています。

医学部の小論文や面接で、いつもタ
イムリーな話題が取り上げられると
は限りません。しかし、そういった
テーマを問われた時には、知識はあ
った方がいいのは間違いないところ
です。

医学部や歯学部の入試は、小論文と
面接を乗り越えて初めて合格通知を
手にすることが出来ます。

医学部の小論文、面接対策に多くの
時間を使う必要はありませんが、上
手に小論文、面接対策を行ってください。

なお、メルリックス学院発行の「医系小
論文・面接用語集 2019」は、ご希望さ
れる方に無料で差し上げています。

メルリックス学院のホームページの資料
請求ページからお申込みください。
https://www.melurix.co.jp/form/contact/

また、電話 0120-142-760でも
お申込みいただけます。