医学部入試

杏林大学医学部後期は志願倍率143.9倍(2019-03-03)

明日は、杏林大学医学部の一般入試後期の
1次試験日です。杏林大学医学部は、今年
度入試から募集人員5名のAO入試と募集
人員10名の一般入試後期を、新規実施とな
りました。

杏林大学医学部のAO入試は、2月25日
(月)に既に最終の合格発表があり募集定
員5名に対し合格者は1名で、たった1名
の合格者はメルリックス生でした。杏林大
学医学部がAO入試でどのような人材を求
めているかを的確に把握できたことも合格
の大きな要因だと思います。

杏林大学医学部の新規実施のもう一つの入
試、一般後期入試の志願者は募集人員10名
に対し、1,439名でした。志願倍率は100倍
を優に超える143.9倍でした。もちろん、
実際の受験者は減ると思いますし、正規合格
と繰り上げ合格を合わせた総合格者は10名
を超えると思いますので実質倍率は、下がり
ます。

とは言え、杏林大学医学部後期入試を受験す
る皆さんにとっては、信じられない数字でし
ょう。

ここで気になるのが、募集人員5名で合格者
1名のAO入試で満たせなかった募集人員4名
を、一般入試前期に回すのか、一般入試後期
に回すのかです。杏林大学医学部の募集要項
を確認しましたが、この点については触れら
れていませんでした。前期入試はすでに試験
を終えていますので、4名は後期入試に回す
のかもしれません。そうなると当然、倍率も
変わってきます。

杏林大学医学部の一般入試の1次試験合格者
は、これまでおおむね募集人員の5倍程度に
絞られていました。ただ、初めての入試です
ので、杏林大学としても多めの1次試験合格
者を考えていると思います。