メルオン

東大生を信じてはいけない(2019-03-16)

今日は名古屋、明日は大阪で医学部受験に
ついてお話しさせていただきます。

この前の日曜日は、四国で医学部受験につ
いてお話しさせていただきましたが、大阪
校のスタディサポーター2名も同行しまし
た。

スタディサポーターは、単に質問や相談に
答えるだけでなく担当の生徒を決め、その
生徒と基本的に毎週一緒に学習状況を確認
し、生徒と一緒に医学部合格を目指します。

四国に同行した2名のスタディサポーターは、
共に国公立大学医学部の在学生です。一人は
現役で、もう一人は1浪で医学部に進学して
います。二人とも出身校は灘高校です。

二人と2日間、ずっと一緒にいて様々な話を
聞くことが出来ました。そこで感じたことは
「この二人を普通の受験生と同じだと思って
はいけない」です。「さすが灘」と言っていい
のかもしれませんが、この二人の話を、他の
普通の受験生に当てはめることは出来ないと
感じました。

例えば、現役で国公立医学部に進学したスタ
ディサポーターは「大体の物は、見たら覚え
られる」と言っていました。普通の医学部受
験生は「何度やっても覚えられない」ではな
いでしょうか?私も「だから繰り返しやるこ
とが大切。1回で覚えようなんて甘い」と言
います。

もう一人は「数学が苦手だった」と言っていま
したが、センター試験の数学の点数を聞くと、
とても苦手科目の点とは思えない点数でした。
本人にそのことを言うと「簡単な問題をミスな
く解くことは出来ても難しい問題は解けない」
とのことでした。彼の「苦手」は普通の医学部
受験生の「苦手」とは違う、と感じました。

そのことは、本人たちも分かっていてメルリッ
クスの生徒を指導する時には、生徒の状況を考
えて指導しているとのことでした。こういった
柔軟な思考が出来るのも、「さすが」と思わされ
ます。

世の中には、東大生の勉強法の本が多く出てい
ます。それは、普通の受験生とは違った能力を
もっているからこそ有効な勉強方法かもしれま
せん。テレビのクイズ番組に出ている東大生は
勉強面では、やはり特殊な人たちと考えた方が
いいように思います。この人たちの言葉を真に
受けて、それをまねして勉強することは、本当
に自分にとって正しい勉強方法なのか、一度考
えて見ることも大切なことではないでしょうか?

医学部の合格実績でも、自分と同じような人の
実績なのか、ずば抜けた能力を持った受験生の
合格実績なのか、そこを見極めることも大切だ
と思います。

急に宣伝っぽくなって恐縮ですが、21日の祝日
14時から渋谷本校で慈恵医大と日大医学部に進
学したメルリックス卒業生がお話しさせていた
だきます。二人とも、ごくごく普通の高校の出
身者です。東京慈恵会医科大学に進学したメル
リックスの卒業生は、現役時には、どこの1次
試験にも合格出来なかったところからのスタート
でした。日本大学医学部へ進学した卒業生は偏差
値が50あるかないかのところからの医学部合格
です。

普通の医学部受験生の皆さんにとって役に立つ
話が聞けると思います。

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