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小論文を今、やることの意義(2019-05-02)

昨日は渋谷本校で、私立医学部、歯学部受験
生のための「はじめての小論文講座」を行い
ました。大阪校は、5月12日(日)10時
から行います。

これは、「小論文と作文の違い」から始まり
「小論文を書く際に、どういう手順で考え
て行くのか」「実際に書く際に注意すべき点」
などをお話しし、あわせて医学部、歯学部の
小論文で狙われそうな最近のトピックスにつ
いても、担当講師から解説をさせていただき
ました。

5時間ほどの講座の最後には、参加者の皆さ
んに、実際に小論文を書いていただき、書き
あげた小論文を提出していただき、講座を終
えました。書いていただいた小論文は、講師
が添削してお返しします。

医学部入試、歯学部入試で合格を勝ち取るた
めには、小論文は避けて通れません。しかし、
小論文や面接の前に学力をつけることが優先
されます。

医学部入試、歯学部入試で志望校合格のため
に小論文や面接を無視することは出来ません
が、多くの時間をかける必要はありません。

鈴村学院長は、小論文・面接より学力優先と
いうことを象徴的に「学力にかける時間の2
万分の1でいい」と言ったりします。感覚的
な話ですが、「まずは学力」ということです。

では、なぜこの時期に「はじめての小論文」
を行うのか、です。

「小論文とは、こういうものだ」ということを
早い段階で知っておくことが大切だからです。
実際に書いてみて「自分には、到底書けない」
と分かれば少しずつ書く練習を重ねて行けば
いいのです。

「なんとかなる」と思えば、後回しにすること
もいいでしょう。

この時期に一度、小論文に触れておくことで、
医学部受験生、歯学部受験生が小論文に対して
「自分は、どう取り組んでいけばいいのか」が
分かることに意義があるのです。

昨日の受講生の受講後のアンケートを見ると、
受講生一人ひとりが、自分の「医学部小論文」
「歯学部小論文」との向き合い方が分かった
ようです。

小論文、それも医学部の小論文、歯学部の小論
文に早めに触れておくことをお勧めします。