医学部入試

最大の敵はスマホ(2019-10-08)

受験勉強の敵は、いろいろあるでしょう。今は、
ラグビーのワールドカップが開催されており、
日本代表の活躍もあり大変な盛り上がりを見せて
います。

ラグビーのワールドカップが気になってテレビを
見たとしても時間は限られています。試合が終わ
れば、テレビも終わります。

ラグビーなどのスポーツ中継に限らず、テレビは
番組終了時間になれば、番組は終了します。テレ
ビには、区切りがあります。

友達との会話も一晩中とは行かないでしょう。

しかし、スマートフォンは区切りが曖昧ですし、
様々な機能がありますのでラインが終われば、イ
ンスタグラムを見て、次はユーチューブ、となれ
ば果てしなく時間を使ってしまいます。

スマートフォンでは、ゲームも出来ます。一人で
やるゲームだけでなく、オンラインでつながった
ゲームも出来ます。いくらでも時間を使えます。

スマホで限りなく時間を使ってしまう、浪費して
しまう、ということは有りがちなことではないで
しょうか?

スマートフォンで授業動画を見て勉強をしている
受験生もいるでしょう。医学部入試情報、歯学部
入試情報を、スマートフォンを使って集めている
受験生もいるでしょう。

そのことが分かっていても、それでもなおスマー
トフォンこそが受験勉強の最大、最強の敵だと思
っています。スマートフォンは受験生の限られた
時間を奪ってしまう可能性があるからです。

では、受験生はスマートフォンを手放すべきでし
ょうか?もちろん、それが出来るならスマートフ
ォンを受験が終わるまで手放してもいいでしょう。

ただ、受験生であっても「スマホを手放すのは難し
い」と考える受験生は少なくないでしょう。「受験
生ならスマホなんか見るな」と言うのは簡単ですが、
「現実的ではない」と考える受験生は多いのでは
ないでしょうか?

しかし「この年代ならスマホは仕方ない」と言うの
もどうかと思います。

私は、スマートフォンが手放せないのであれば、自
分でコントロールするしかないと思います。

昨年の生徒で、久留米大学医学部に進学した生徒は、
メルリックスに来るとスマートフォンを鈴村学院長
に預けていました。基本的にメルリックスにいる時
は、「スマホを見ない」ということだったようです。

自分では、スマートフォンのコントロールは難しい
と思えば、このように誰かを使うのもいいと思いま
す。友達とスマートフォンの使い方を約束して、お
互いが監視役となるのもいいと思います。友人では
なく家族と約束するのもアリでしょう。

様々なアプリもあります。時間で自動的に電源が切
れるアプリなどを使うのもいいかもしれません。

医学部受験生、歯学部受験生の皆さんが「スマホは
手放せない」と思うのであれば自分なりに、何らか
のスマートフォンの使い方のルールを決めることを
お勧めします。