医学部入試

医学部合格に向けて、ここから大切なこと(2019-11-23)

医学部も歯学部も推薦入試が進んでいます。
今日は、金沢医科大学の推薦入試とAO入試、
日本歯科大学新潟生命歯学部の推薦入試が行
われています。

明日は、埼玉医科大学、福岡大学医学部の推
薦入試と関西医科大学の学校推薦入試、特色
入試の2次試験が行われます。歯学部では、
鶴見大学歯学部の推薦入試Ⅱ期と大阪歯科大
学の推薦入試が行われます。

すでに試験を終えた医学部、歯学部の推薦入
試の合格発表も続いています。

医学部受験生も歯学部受験生も周りの友人が
推薦入試を受験していると「入試が近づいて
きた」と感じるでしょう。焦りも出てくるか
もしれません。

医学部入試、歯学部入試までの残された時間
が具体的に意識される時期になりました。
入試が近いことを意識するこの時期に、気を
付けて欲しいことがあります。

模擬試験の結果が返ってきたら皆さんは、ど
こを見ていますか?偏差値や合格可能性判定
に、まず目が行くのではないでしょうか?

偏差値や合格可能性判定を見て、それでおし
まいにしていませんか?

ここでもう一度、なぜ模擬試験を受けるのか
を考えてみましょう。それは、「本番入試で
合格するため」です。模試でいい成績を取る
ために日々、勉強をしているわけではありま
せん。

模試で、いくらいい成績を取っても入試には
関係ありません。あくまで、入試当日の成績
だけが合否に関係します。

模試の成績は、模試を受けた時点の自分の学
力を表しています。1か月前の自分の姿です。

模試の偏差値や合格可能性判定は気になるで
しょう。しかし、そこで終わることの無いよ
うにしてください。

模試を受けることで「何が出来て何が出来な
いか」が分かります。問題別の成績を見て、
「他の受験生と比べて足りないところは、
どこなのか」を考えてください。

模試の偏差値や合格可能性判定を見て一喜一
憂することなく、冷静に自分を見つめること
が大切です。

全ては、入試本番のためにあります。入試当
日までの間に、自分は何をしなければならな
いのかを考えるようにしてください。

特に、「自分としては、出来なければならな
かった問題」は、次には必ず解き切れるよう
にしてください。受験生なら誰もが「やった
はずなのに出来なかった問題」があるはずで
す。そこを地道に埋めていくことが医学部
そして歯学部の志望校合格に直結します。

繰り返します。ここからは、模試の成績だけ
を気にするのではなく、問題別の結果を見て
具体的に自分は何をやるべきかを考えてくだ
さい。