医学部入試

だから、医学部入試情報に注意しなければならない(2019-12-04)

北里大学医学部の指定校推薦入試の合格発表が
11月20日(水)にありました。

北里大学医学部の指定校推薦入試は、今年から
変更があり医学部受験生がどのように動くのか
注目していました。

北里大学医学部指定校推薦入試の募集人員は、
昨年までの35名と変更は無いのですが、これ
とは別に新たに地域枠指定校推薦入試を行いま
した。

北里大学医学部の新しい入試、地域枠指定校推
薦入試の募集人員は山梨県地域枠2名、茨城県
地域枠2名、神奈川県地域枠5名の合計9名で
す。

北里大学のホームページには指定校推薦入試、
地域枠指定校推薦入試の結果が掲載されました。

それによると、募集人員35名の指定校推薦入
試の志願者は78名で、合格は募集人員と同じ
35名でした。これまで北里大学医学部指定校
推薦入試では募集人員を少なくとも数名、年に
よっては10名以上上回る合格者を出していま
したが、今年は募集人員と同数の合格者でした。
この結果、倍率は2.2倍となりました。

今年から新しく始まった地域枠指定校推薦入試
の結果を見ると、神奈川県地域枠は募集人員5
名に対し志願者11名、合格者は5名で倍率は
2.2倍でした。

山梨県地域枠は募集人員2名に対し志願者3名、
合格者2名で倍率1.5倍でした。志願者3名の
うち2名が合格ですから医学部入試としては、
非常にチャンスの大きい入試でした。

そして、北里大学医学部地域枠指定校推薦入試
の茨城県枠は募集人員2名に対し、志願者2名、
合格者も2名という結果でした。志願者全員が
医学部に合格しました。

人気が高く高倍率が当たり前の私立医学部入試
では、通常あり得ない結果です。恐らく来年
は、こうは行かないでしょう。志願者2名とい
うことは無いと思われます。

高倍率が当たり前の私立医学部入試でも、実施
初年度は志願者数が伸びないことがあります。
医学部受験生が新しい入試制度を知らないから
です。

2年目以降は医学部受験生にも浸透して、志願
者数は増えていきます。帝京大学医学部の推薦
入試も、初年度は募集人員10名に対し志願者
は24名だったのですが、2年目の志願者は、
59名と初年度の2.5倍の志願者となりました。
私立医学部入試で、こういったことは度々繰り
返されて来ました。

私立医学部入試は毎年、変化を続けています。
正確な医学部入試情報を知ることは、医学部
合格の大きなポイントとなることが多々あり
ます。自分自身で調べなくても、私立医学部
入試に詳しい塾・予備校に頼ることもいいと
思います。

その際は、表面的な医学部入試情報ではなく、
「その医学部は、どういう意図でそのような
変更を行ったのか」まで聞くようにしてくだ
さい。公開できない話でも、個人的な話であ
れば言えることもあります。