医学部入試

出願準備には、必要以上に時間を掛けない(2019-12-09)

私立医学部一般入試の出願は12月1日(日)
の川崎医科大学から始まり、翌2日(月)は
藤田医科大学、関西医科大学で医学部一般入
試の出願受け付けが始まっています。

この他に岩手医科大学医学部、埼玉医科大学、
杏林大学医学部、愛知医科大学、兵庫医科大
学で入学願書の受付が始まっています。
(日本大学医学部校友子女入試の出願受付は
終了しています)

私立歯学部は今週の水曜日、11日の大阪歯科
大学から出願の受付が始まります。

医学部受験生、歯学部受験生の皆さんは、そろ
そろ志望校の出願準備に取り掛かる頃ではない
でしょうか?

出願する大学が少なければ、出願準備の負担
も小さいのですが、受験校が多くなれば出願
準備に取られる時間も多くなります。しかし、
入試本番までの貴重な時間は、なるべく受験
勉強に使いたいものです。

出願準備に掛ける時間は極力短くしたいもの
ですが、出願準備で時間が掛かるのは「医学
部(歯学部)志望理由」「大学志望理由」で
しょう。どの大学にも同じものを使えればい
いのですが、大学によって字数が異なります。
もちろん、大学志望理由は志望校それぞれで
異なるはずです。

問題は、「どこまで時間を掛けるか」です。
「素晴らしい医学部(歯学部)志望理由、
大学志望理由を書けば志望校に合格出来るか」
というと、それはありません。

受験生本人が書いたものか、誰か別人が書い
たものか分からないものを、合否判定に使用
することは出来ません。

だからといって、「いい加減に書いてもいい」、
とは言いません。バランスを考えてください。
時間を短縮するために医学部、歯学部に詳し
い人に自分の考えを伝えて、書いてもらうこ
とも否定しません。

メルリックス学院の渋谷本校では今日、願書記
入会を行っています。生徒一人ひとりに志望校
のパンフレットを渡し、出願の準備をしてもら
っています。小論文の先生3名も待機して必要
以上に時間を掛けないよう、一人ひとりにアド
バイスをしています。

写真館にも出張していただき証明写真も撮影し
ています。インフルエンザの予防接種は既に終
えています。

出願の準備が終われば、実際の出願です。最近
は、ほとんどの大学がインターネット出願です。
インターネット出願も時間のかかる場合があり
ます。これも、親などに協力してもらっても
いいでしょう。

出願に掛かる時間は、なるべく短くしてその分、
しっかり勉強に時間を使ってください。