医学部入試

残された時間で最も合格に近づける勉強(2020-01-02)

受験生の皆さんは、大晦日も元日も関係
なく勉強をしていると思います、メルリ
ックス学院でも生徒達は、元日も今日も
自習室で勉強を続けています。

さてセンター試験、私立医学部入試、私
立歯学部入試まで残すところ2週間余り
です。勉強を頑張るのはいいのですが、
時間との勝負という側面もあります。自
分にとって残された2週間で、最も志望
校の合格に近づける勉強は、どの様な勉
強かを考えてください。

この時期になれば、新しいことに取り組
んで新しい知識を得るより、これまでに
既にやったことを本物にすることの方が
効果的です。

国公立医学部入試では、まずセンター試
験で得点率9割が目標となります。9割
では心もとない、と考える医学部受験生
もいるかもしれません。そのくらい高い
得点が目標になります。

センター試験で9割を取るためには、
「取るべき問題を確実に取る」ことが欠
かせません。「見たことの無い問題をね
じ伏せる」ことより「見たことのある問
題を確実に取る」ことの方がはるかに大
切です。

私立医学部入試、私立歯学部入試でも同
じように「見たことの無い問題をねじ伏
せる」ことより「見たことのある問題を
確実に取る」ことの方が間違いなく合格
点に近づけます。

ここから、入試本番までの勉強は「新し
いことより、これまでやったこと」です。

受験生の皆さんは、これまで多くの問題
と取り組んできたはずです。入試で合格
点を取るために必要な問題は、やってき
たはずです。

満点は必要ありません。必要なのは合格
点です。これまでやってきたことが、本
当に自分のものになれば合格点は取れる
はずです。

「覚えたはずなのに覚えきれていないこ
と」、「一度、解いたはずなのに解けない
問題」これをもう一度やって下さい。

一度やっていることですから、勉強のス
ピードも上がります。

入試本番まで、自分にとって最も合格に
近づける勉強は何か、このことを考えた
勉強を進めてください。