医学部入試

新型コロナウイルスが入試に与える影響

新型コロナウイルスの感染拡大は経済にも大きな
影響を与えています。新型コロナウイルス感染拡
大は経済面からも大学入試に影響を与えそうです。

旺文社の教育情報センターが「コロナ不況で大学
入試はどうなる?」というタイトルの記事をサイ
トに掲載しました。

この記事は、2008年9月のリーマンショック、
2011年3月の東日本大震災で日本経済が大きな
痛手を受けた時、大学入試はどう動いたかを検
証し、今回の新型コロナウイルスによる経済へ
のダメージが大学入試にどういった影響を与え
るか、について書いたものです。

旺文社教育情報センターは、現役志願率は低下す
ると予想しています。ここでいう現役志願率とは、
高校3年生のうち大学を志願する者の割合と考え
ていいでしょう。

高校卒業生数そのものは旺文社予想では、2万1
千人の減少で、それに加えての現役志願率の低下
ですから大学受験生の減少は避けられない、とし
ています。

また、センター試験に代わる大学入学共通テスト
に対する不安、私立大学の定員超過厳格化による
私立大学の難化、高校の休校や模試、資格検定試
験の変更などの学習活動の停滞により、「超超安
全志向」につながると旺文社は予想しています。

では医学部入試、歯学部入試も「超超安全志向」
となるのでしょうか?

私は、そうは思いません。医学部で「安全志向」
といっても安全な医学部は無いでしょう。歯学
部も「歯学部ならどこでもいい」とはなかなか
ならないと思います。

大学入試全体では「超超安全志向」になるのか
もしれません。しかし、医学部入試、歯学部入
試に限って言えば、例年比べて「超超安全志向」
と言えることにはならないと思います。

大学入試全体と医学部入試、歯学部入試は別物
だということを忘れないでください。他学部志
望者の感覚に引きずられないように気を付けて
ください。

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