医学部入試

5浪生、面接100点満点中90点で合格

5浪で国立大学医学部に合格した方が、成績開示
の面接点を公表しています。面接は100点満点
で90点でした。

この方は、5浪であっただけでなく吃音症でもあ
り面接に不安を抱えていたそうです。医学部入試
の当日も、面接後に再面接となったとのことです。
2回の面接では、「どちらも緊張して名前が言え
ませんでした」と語っています。

それでも面接官から高い評価をいただけたのは、
「医師になって世の中に貢献したい」という強い
気持ちが面接官に伝わったからだと思います。
「君が言いたいのはこういう事だね?」と面接
官も質問に対する答えを理解しようとしてくれた
そうです。

5年浪人しても、「それでもなんとしても医学を
学びたい」という気持ちが面接官に伝わったの
だと思います。面接官にしても、「この受験生な
ら入学後、懸命に医学を学ぶだろう」と思った
でしょう。

この方が医師になろうと思ったのは「大切な人
が治療法の確立していない免疫の難病を患って
いると知り、研究して治療法を見つけたいと思
ったから」だそうです。

私は面接指導の時に「話すのが苦手なんです」
と不安な表情を見せる受験生に「医学部(歯
学部)の面接は、アナウンサー志望者の面接
じゃないよ。スラスラしゃべれる人を求めて
いるわけではない。しっかりとした自分の考え、
明確な目標意識を持った人を求めているのだ
から、スラスラ話すことは全く重要ではない。
話の中身がなにより大切」と話します。

多浪ということに不安を持っていたり、話す
ことが苦手で面接に不安を持っていたりする
受験生は少ないないでしょう。

その両方とも乗り越えられることをこの方が
証明してくれています。

医学部受験生の皆さんに、ぜひ聞いていただ
きたい話がありますので明日も、この方につ
いてお伝えいたします。

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