医学部入試

異常とも言える猛暑が続いていますが、医学部
受験生、歯学部受験生の皆さんは暑さに負けず
頑張っていると思います。

医学部受験生、歯学部受験生の皆さんからよく
聞かれる質問に「ボランティアはしておいた方
がいいですか?」「ボランティア活動の経験が無
いのですが、大丈夫でしょうか?」という質問
があります。

「医療人を目指す人間なら、ボランティアをや
るのは、当然」という都市伝説のようなものが
あるように感じます。

私からの答えは「やってはいけない、とは思わ
ないが、やらなければならないとも思わない」
です。

「医学部や歯学部で合格するためには、ボラン
ティアをやっておかなければならない」と考え
る理由はなんでしょう?「人に奉仕する仕事を
目指すのなら、人に奉仕した経験が必要」「奉仕
をしたことの無い人間が、誰かのために尽くし
たい、というのはおかしい」でしょうか?

医学部入試、歯学部入試は「将来良き医療人に
なる人材を選ぶ」試験です。ボランティアを
していない受験生は良き医療人にはなれない、
ということはありません。

ボランティアをやっておくと有利になる、とも
思いません。考えすぎないでください。

ただ、ボランティアを既に行った経験があるの
であれば、そこで何を感じたかを整理してお
くといいでしょう。一人ひとり感じ方は違う
でしょうから、一人ひとり違って当然です。

「ボランティアをやるとしたら、何がいいで
すか?」これもよく聞かれる質問です。特に
これがいい、というのはありませんが一つ挙
げるとしたら「志望校の付属病院でのボラン
ティア」です。

実際に、そこでどのようなことが行われてい
るかを、間近で見ることができます。患者の
様子、医療スタッフとの連携、そしてなによ
り、志望校で働く医師や歯科医師の仕事ぶり
を見ることが出来ます。

志望理由書や面接での大学志望理由がスムー
ズになると思います。

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