医学部入試

聖マリアンナ医科大は時間配分が勝負

関東地方は雪が心配されていましたが、大きな
混乱はなかったようです。明日の聖マリアンナ
医科大学1次試験も交通は問題無さそうです。

ただ、試験会場は2か所ありますので間違う
ことの無いようにしてください。

聖マリアンナ医科大学の志願者は、1992名で
した。昨年に比べ、637名減っています。私立
医学部の試験日程が続くこと。また、募集人員
10名で一般選抜後期を新設したことから、一般
前期の募集人員が10名減りました。これらの
ことが影響したかもしれません。

さて、聖マリアンナ医科大学の試験時間は、
「英語・数学で150分」「理科2科目で150分」
です。今年から英語と数学が一つの試験時間の
中で行われることになりました。昭和大学医学
部と同じ試験形式です。

聖マリアンナ医科大学の問題は、試験時間に
余裕のあるような問題ではありません。「試
験時間内でどうやって合格点を取るか」を
考えておく必要があります。

まず、「英語と数学のどちらから解くのか」、
「最初に手を付けた教科を解ききるまで頑張
るのか、時間で区切るのか」「見直しの時間
を取っておくのか」こういったことをあらか
じめ、考えておく必要があります。

英語の記述部分は時間が取られがちです。
また、聖マリアンナ医科大学の推薦入試の
英語はかなり難化しました。一般選抜でも
これまで以上に難化するかもしれません。
数学では証明問題の記述もあり、試験時間は
足りないでしょう。英語と数学の過去問を解
いて、150分をどう使うのかを考えておいて
ください。

理科も同様です。

化学、生物、物理いずれも試験時間内に解
き切ることは難しいでしょう。化学は、ほ
とんどの受験生が解くと思いますが、他の
医学部の化学では見られない、「〇行以内
で解答せよ」「グラフの描画」などの問題
が出題されます。

過去問で、「聖マリアンナ医科大学の化学」
に慣れておくことは欠かせないでしょう。

聖マリアンナ医科大学では、この2年の合
格最低点を公表していませんが、2018年度
一般入試の1次試験合格者の最低点は400
点満点の209点と公表されています。

1次合格者の最低点ですが、一つの目安と
なりそうです。

*オンライン個別について詳しくはこちらから*