医学部入試

昭和大学医学部は時間配分が合否を分ける

昭和大学医学部の1次試験は、4科目を2つの
時間に分けて行います。特に、英語と数学また
は国語を140分で行うのは特徴的です。

理科2科目を一つの試験時間の中で行うことは、
医学部入試では一般的です。しかし、英語と数
学(国語)を一つの試験時間で行う医学部入試
は、昭和大学医学部と聖マリアンナ医科大学の
2校だけです。

昭和大学医学部を受験するのであれば、1時間
目の英語、数学(国語)を、どちらの教科から
解くのか、最初の教科にどのくらいの時間を掛
けるのか、見直しの時間は考えておくのか、と
いった、試験時間の使い方が重要になります。

例えば「得意の英語から解いてこれを60分か
ら65分で終わらせる。残りを数学に使うけど、
最後の5分は英語の見直しに使う」といった感
じです。

この試験時間の使い方は、与えられた140分の
中で、自分が最も高い点を取るための時間の使
い方です。「見直しの時間より、ギリギリまで
解く」というのも一つの方法でしょう。

ところで、昭和大学医学部では今年の一般選抜
から、1期もⅡ期も数学に代えて国語(現代文)
を選択することが出来るようになりました。

昭和大学医学部で国語が出題されるのは初めて
ですので、どの程度の難易度か、どういった問
題なのかは分かりません。出願時に数学と国語
のどちらを選択するかを届け出ていますので、
選択した教科を解いてください。

なお本日、昭和大学歯学部Ⅰ期入試が行われ
ました。歯学部でも今年から、国語が選択
出来るようになりましたので、参考になる
かもしれません。

昨年の昭和大学医学部Ⅰ期の1次試験合格
最低点は400点満点の238点で、得点率は
59.5%でした。一昨年の1次合格最低点は
241点、得点率60.3%でした。得点率60
%が1次試験突破の、一つの目安となりそ
うです。

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