昨日のブログでは、私立医学部の学費について触れ
ました。私立医学部の学費は高額であることは間違
いありませんが、学費が無料の上、毎月生活費とし
て10万円が支給される私立医学部もあります。

医学部の地域枠で入学すると、自治体から修学資金
として学費の一部が貸与され場合がほとんどです。
私立医学部でも地域枠で入学すると学費負担は、か
なり軽くなります。

地域医療に貢献する医師を要請する自治医科大学に
入学すると学費は、各自治体からの全額貸与となり
ます。私立医学部でも学費の心配をする必要はあり
ません。

医学部の地域枠で入学した場合は、基本的に学費全
額貸与とはなりませんが唯一、東京都地域枠で入学
すると学費は東京都から全額貸与されます。さらに
生活費として、卒業まで月額10万円が貸与されま
す。

医師免許取得後は、東京都が指定する医療機関で
9年間以上、東京都の医療に貢献することが求め
られます。

医学部で東京都地域枠入試を実施するのは、日本医
科大学、順天堂大学、杏林大学の3校の医学部です。
今年4月の入学者まで、東京慈恵会医科大学が東京
都地域枠入試を実施していましたが、来年4月入学
生から、東京慈恵会医科大学に代わって日本医科大
学が東京都地域枠を実施することになりました。

東京都地域枠の出願条件の一つに「出願時に東京都
に住所を有し、かつ高等学校を卒業した者（卒業
見込みを含む）」があります。

東京都以外の出身者でも、東京の予備校に通って
いて住所を東京都に移していれば、受験可能では
ないかと思います。

今年の入試要項が、まだ公表されていませんの
で、興味を持たれた方は入試要項公表後に確認
してください。

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