医学部入試

今年の狙い目は東海大学医学部総合型選抜

医学部入試は国公立医学部、私立医学部ともに
大学入試全体の中でも飛び抜けて厳しい入試と
なっています。

一例を挙げると、政府が全額出資する「私立学
校振興共済事業団」から毎年、私立大学の学部
系統別の志願倍率が発表されます。例年、10月
に最新の入試結果が発表されますので、今年の
ものはまだですが、2020年度入試の志願倍率を
見てみましょう。

医学部の志願倍率は26.6倍です。医学部に次い
で高いのは、IT人材を養成する情報系が人気の
理・工学系で13.6倍です。かなりの開きがあり
ます。

薬学が7.2倍、看護などの保健系が5.4倍、文系
で最も高い社会科学系が9.3倍です。26.6倍の
医学部とは大きな開きがあります。

医学部人気のすさまじさが分かります。

厳しい厳しい医学部入試ですが、一般選抜だけで
なく、学校推薦型選抜や総合型選抜にも目を向け
ると、チャンスも広がります。

東海大学医学部の総合型選抜「希望の星育成」に
ぜひ注目してもらいたいと思います。

理由は2点あります。

一つは募集人員が5名から10名に増えたこと。
もう1点、これまでは共通テストの得点率が80%
以上であることが求められていましたが、それが
無くなりました。

一昨年は、2次試験合格者が23名いましたが、最
終のセンター試験で得点率80%をクリアした受験
生は3名だけでした。この最後の壁が厚く高かった
のですが、合格基準は撤廃されました。

昨年の東海大学医学部「希望の星育成」では2次試
験合格者は22名でした。共通テスト受験後の最終
合格者は8名でした。前年の3名から一気に最終合
格者が増えました。

どうやら、共通テスト得点率の基準を緩めたようで、
自己採点ですが8割に届かなかった生徒も合格通知
を受け取りました。今年は、はっきり得点率の基準
を無くしました。

募集人員が5名増え、共通テスト得点率の合格基準
も無くなりました。さらに、東海大学医学部総合型
選抜「希望の星育成」は併願可能な医学部入試です。

現役の医学部受験生の皆さんは、一度受験を検討し
てもいいでしょう。

ちなみに、東海大学医学部「希望の星育成」入試は、
鈴村学院長と東海大学医学部で入試を担当される方
との話の中から生まれた医学部入試です。

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