医学部入試

進学情報を扱う、JSコーポレーションが大学在籍
者に対し「その大学を選んだ理由」を調査しまし
た。私立大学と国公立大学では、異なる結果とな
っています。

国公立大学進学者の大学を選んだ理由の第一位は、
「学校のレベル・偏差値が適切」で51.9%が選択
しています。国公立大学進学者の半数以上が、大
学を選んだ理由として「大学のレベル」を選んで
います。

これは「国公立大学の入試では共通テストの結果
を見て実際の出願校を決める」ことが大きく影響
していると考えられます。

国公立大学志望者は、共通テストの結果から合格
可能性を考えて、最終的に受験校を決めることが
一般的です。医学部志望者も共通テストの結果で
受験校を決めたり、場合によっては、医学部から
他学部へ志望変更をしたりします。歯学部志望者
も同様です。

こういったことが、半数以上が「学校のレベル」
で大学を決めた、という結果に結びついたと考え
られます。

一方、私立大学在籍者の大学を選んだ理由第一位
は、「学べる内容やカリキュラムが良い」で43.1%
が、この理由を選んでいます。

私立大学にも、共通テスト利用入試はありますが、
大学独自のテストで入学することが一般的です。
また、国公立大学は前期・中期・後期の最大3回
のチャンスしかありませんが、私立大学は10校
程度を受けることも可能ですからチャレンジも、
しやすくなります。

私立医学部受験生は、難易度より「医学を学べる
大学」=「医学部」であることを重視します。
私立歯学部受験生も同じで「歯学部」にこだわり
ます。

国公立と私立では、その入試の流れの違いから大
学を選ぶ理由に違いが見られます。

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