医学部入試

駿台模試が悪くても、がっかりする必要ない理由

医学部受験生も歯学部受験生も、模擬試験は受けて
いると思います。駿台全国模試を受けていれば今月
中に成績が返却されます。

模試を受けると、答案と一緒に偏差値や合格可能性
判定が記された成績表も一緒に返却されます。

駿台全国模試が返却されて偏差値が低かったり、医
学部や歯学部の合格可能性が悪くても「こんな結果
じゃ」と落ち込む必要はありません。

模擬試験の偏差値は、その模試を受けた受験生の
中の自分の位置を表しています。当然、その模試を
どのような人が受けたか、によって偏差値の出方は
変わります。

例えば、東大志望者だけが受ける「東大模試」では
偏差値は、かなり厳しい数字が出るでしょう。高校
1年生用の模試を高校1年生に交じって高校3年生
が受ければ、偏差値は高く出るでしょう。

このように、模試の偏差値は受験者層によって変わ
ります。一般的に、駿台全国模試の受験者層は学力
に自信のある受験者が多くなります。当然、他の
模試に比べて偏差値は低くなりがちです。

進研模試は、ほとんど現役生しか受けませんので、
現役の医学部志望者や現役の歯学部志望者が進研
模試の偏差値と駿台全国模試の偏差値を比べると
かなりの差があるのは当たり前です。受験者層が
かなり違うからです。

また、駿台模試の合格可能性判定でC判定は、
合格可能性60%としています。一方、河合塾の
全統模試のC判定は、合格可能性50%としています。
同じC判定でも、内容が違います。

こういったことから、駿台全国模試が返って来て偏
差値や合格可能性判定が悪くても、受験生の皆さん
は、冷静に考えてください。

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