医学部入試

近畿大学医学部推薦の合格者60名をどう考えるか

近畿大学医学部一般入試前期の2次試験合格者が
発表になりました。募集人員55名の医学部一般
前期の今年の正規合格者は104名でした。

昨年の近畿大学医学部一般前期の正規合格者は、
96名でしたので昨年より8名多い正規合格者で
した。

近畿大学医学部一般入試の、繰り上げ合格を含め
た総合格者数は、推薦入試の合格者の動向に大き
く左右されます。近畿大学医学部の推薦入試は医
学部の推薦入試では珍しく、合格した場合は必ず
入学する「専願制」ではありません。近畿大学医
学部推薦の合格者は、入学辞退が認められていま
す。

昨年、12月に2次試験を行った医学部推薦入試
の合格者は募集人員25名に対し、60名でした。
前年の合格者数に比べ、8名多く合格者を出して
います。

前年の近畿大学医学部推薦は合格者52名でした
が、そこからの入学者は11名で募集人員を満た
すことは出来ませんでした。不足した14名を、
その他の入試で充足させています。

推薦入試の合格者が「どのくらい残るのか」、に
ついては「やってみなければ分からない」と、
しか言いようがありません。

一般入試と推薦入試の合格者を昨年より、若干
多く出していますので、近畿大学医学部として
は推薦入試からの入学者は、多くないと考えて
いるのかもしれません。

なお、近畿大学医学部一般の補欠者には補欠
順位が付きます。

本日は、大阪府地域枠で3名、奈良県地域枠で
2名、和歌山県地域枠で2名の合格者も発表さ
れました。

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