医学部入試

今年の医学部入試・歯学部入試では、これが聞かれる

医学部入試、歯学部入試は学力試験だけでなく、
小論文と面接もあります。小論文も面接も、最
近の社会的な出来事について問われることが多く
あります。

終わったばかりの2022年度入試では、新型コロ
ナウイルスやオリンピック・パラリンピック、
ノーベル賞の受賞に関することが多く聞かれて
います。

今年は既に「これだ」というものがあります。
それは、「成年年齢が18歳になった」ことです。

長らく日本では、「成年は20歳から」とされて
きましたが、民法が改正され2022年4月1日
から、「成年年齢は18歳」とされました。

受験生には身近な問題ですから、今年の医学部
入試、歯学部入試では「成年年齢」について聞
かれることが多くなることが予想されます。

すでに選挙の投票権は、20歳から18歳に引き
下げられていますが、18歳から参政権が与え
られた年の医学部入試、歯学部入試では「18
歳からの参政権」についてよく聞かれていま
した。この経験を踏まえれば今年は「成年年齢
18歳」について問われることが多くなると思
います。

小論文では、「成年年齢が18歳に引き下げら
れたが、これについて思うことを述べよ」と
いった問題や、成年年齢についての文章が与
えられ、その文章に対する自分の考えを書か
されたりすると思われます。

面接では、「成年年齢が18歳となったけど、
どう思う?」「成年になったら、どんなこと
に注意すべきだと思う?」などの質問が予想
されます。

「成年年齢は18歳」とされましたが、これに
より18歳になったら出来ること、これまでど
おり20歳にならないと出来ないことが生まれ
ました。ここは理解が欠かせないところだと思
います。ちなみに医師免許、歯科医師免許も法
律上は、18歳で取得できることになりました。

「法律上、医師免許は18歳で取得できるように
なったけど、どう思う?」と聞かれるかもしれ
ません。

今年の医学部入試、歯学部入試の頻出テーマは
「成年年齢18歳」と考えていてください。

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