医学部入試

得意科目を伸ばすことと苦手科目の底上げ、どちらが大切?

医学部受験生、歯学部受験生の中には「得意科目
を伸ばすことと、苦手科目の底上げのどちらを優
先するといいのか?」と悩んでいる人もいるので
はないでしょうか?

一般的には苦手科目の強化が言われますが、得意
科目の更なる強化も一つの考えとしてあります。

例えば私立理系でも、試験科目が2科目であれば
得意科目を伸ばすことも、合格への一つの道と
言えるでしょう。

しかし、私立医学部入試は4科目が基本です。私
立歯学部入試の基本は3科目入試です。得意科目
1科目で素晴らしい点を取っても、残る3科目な
いし2科目で得点が伸びなければ合計点で合格点
を取ることは難しくなります。

英語、数学、理科2科目の配点が各100点、合計
400点の私立医学部入試では得意科目で100点を
取ったとしても、残る3科目で得点が低ければ
4科目合計で合格点に達することは難しいでしょ
う。

やはり、得意科目をさらに伸ばすことより苦手
科目の底上げを優先するべきです。

ここからが大切なことなのですが、「苦手科目を
やらなければ」と思っていてもつい、やりやすい
得意科目の勉強を優先してしまう受験生は少なく
ありません。

苦手科目であるから、つい後回しにしてしまい
がちです。

これでは、苦手科目はいつまでたっても克服
出来ません。得意科目より苦手科目の勉強時
間が多くなるように考えて下さい。そのため
には、勉強をする時には苦手科目から始める
ことです。

苦手科目から勉強を始める習慣が付けば、必
然的に苦手科目の勉強時間は増えて行きます。
ぜひ、やってみて下さい。

*オンライン個別について詳しくはこちらから*