医学部入試

医学部受験は大学受験の中で飛び抜けた難関です。
一方で私立医学部受験は多様化が進み、様々な入
試、様々なチャンスがあります。

医学部の一般選抜で合格するためには高い学力が
求められますが、医学部で合格する学力をつける
ことは、簡単なことではありません。

しかし、医学部受験でも学校推薦型選抜や総合型
選抜の中には、学力とは別の視点で合否を判定す
る試験もあります。

東京女子医科大学医学部の入試は、女子だけしか
受けることは出来ませんが、医学部受験の合格を
目指す女子受験生で「なかなか、学力に自信を持
てない受験生」は、ぜひ今年の受験を検討して
もらいたいと思います。

理由は3つ。

1つ目は、「女子医推薦では英語も数学も理科も
出題されない」ことです。東京女子医科大学医
学部学校推薦型選抜の筆記試験は、小論文と思
考力試験の2つになります。いずれも、一般選
抜のような英語や数学、理科の出題はありませ
ん。東京女子医科大学の思考力試験は、名前の
とおり、もともと持っている思考力を試すよう
な試験です。今から準備を始めても十分に間に
合います。

2つ目は、「女子医の志願者は急減している」と
いうことです。

東京女子医科大学は2021年4月入学生から
医学部の学費を大幅に上げました。これに受験
生は敏感に反応し、志願者の大幅減少につなが
りました。今年の推薦入試での「志願者急回復」
は、そう簡単にあるとは思えません。
志願者は多くないと考えられ、それだけ「合格
のチャンスもある」と考えていいでしょう。

最後に、「女子医推薦は1浪生も受けられる」
です。

東京女子医科大学の学校推薦型選抜の過去問は
公表されていません。独特の小グループ討論も
課されます。これらを実際に経験することは、
もしもう一度受けることになれば、大きなアド
バンテージになります。

昨年、メルリックスオンラインで個別指導を
受けていた生徒が女子医推薦に合格しました
が、前年に女子医推薦を受けていました。そ
の受験経験が活きました。現役生は、もし来
年も女子推薦を受けることになった場合、間
違いなく今年の受験経験が活きます。

もちろん、今年の合格が何よりです。今年も
合格のチャンスは、これからでもいくらでも
広がります。

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