医学部入試

関西医科大学医学部推薦で42名が合格、とは言え安易な受験は勧めない

関西医科大学医学部の学校推薦型選抜の2次試験
合格者の発表があり、合計42名の合格者が発表
になりました。

関西医科大学医学部学校推薦型選抜は、6つの
枠に分かれての募集になります。募集人員10名
の特別枠の合格者は10名、募集人員8名の静岡
県地域枠で8名が合格、募集人員2名の新潟県地
域枠で2名が合格となりました。募集人員と同数
の合格者でした。

募集人員10名の一般枠では16名が合格し、募
集人員7名の特色入試では11名が合格していま
す。この2つの枠は、私立医学部学校推薦型選抜
では珍しい、入学手続き後でも入学辞退可能な、
併願可能な医学部入試です。そのため、募集人員
を超えた合格者を出します。

今年の関西医科大学医学部学校推薦型選抜では、
合計42名が合格しています。42名が合格する
私立医学部推薦入試は、非常に魅力的に見えると
思います。確かに、合格者数は魅力的です。

ただし、そうは言っても合格者数から単純に「魅
力的な医学部受験」とは言えません。

関西医科大学医学部学校推薦型選抜の1次試験は、
小論文と適性能力試験(数理的問題・英文問題を
含む)です。この、130分で解く適性能力試験
は過去問が公表されていません。その試験内容を
しっかり把握してから、受験を考えてください。

この適性能力試験の「理科」部分が、要注意です。

例年、生物が多く出題される傾向にありましたが
今年は、「生物オンリー」と言っていいような
出題でした。関西医科大学医学部推薦は、物理
選択者にはハードルが高くなることも考えられ
ます。「理科」部分については、過去の出題内
容を確認して、受験するかを考えてください。

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