医学部入試

東京女子医科大学医学部の志願者は増加の見通し

2019年度の東京女子医科大学医学部一般選抜の
志願者は1661名でしたが、そこから3年連続で
志願者が減少し、昨年は681名にまで落ち込み、
3年前の半数以下にまでなりました。

私立医学部受験で、志願者が1000名を下回るこ
とは滅多にあることではありません。もともと、女
子しか受けることが出来ないことから志願者が多か
ったわけではありませんが、学費の大幅値上げが大
きく影響して志願者が減り続けていました。

また、昨年の東京女子医科大学医学部1次試験は日
本医科大学、東海大学医学部、福岡大学医学部と試
験日が重なったこともあり志願者が681名にまで
下がりました。

東京女子医科大学は、今年の志願者数を公表してい
ませんが私は、志願者は増えると考えています。

昨年の「4校試験日重複」から今年は「3校試験日
重複」と1校減ったこと。そして昨年、「志願者が
少なくチャンスの大きい医学部入試になったこと」
の、2点が志願者増に結び付くと考えています。

東京女子医科大学医学部の入学者最低点は4年前が
259点、3年前が249点、2年前が199点、
そして昨年が185点と毎年下がっていました。
もちろん、問題の難易度も考えなければなりません
が、入試難易度が下がっているようにも思えます。

東京女子医科大学医学部の試験時間は、どの科目も
60分です。試験時間が短いため、時間の使い方が
合否に直結します。自分なりの時間配分を考えてお
いてください。

1次試験で小論文も行いますので、「女子医の小論文」
の準備も忘れないでください。

また、1次試験では適性試験も行われます。これは、
特に準備は必要ありません。その場で素直に答えて
ください。

明日の試験開始は、午前8時50分と早くなります。
余裕をもって出掛けてください。ちなみに、試験会場
の京王プラザホテルには女子医志望者が数多く泊まっ
ていると思います。

*オンライン個別について詳しくはこちらから*