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関西医科大学前期の分析(2019-02-17)

関西医科大学一般入試後期の出願締め切りは、
2月21日(木)必着になります。そして、
関西医科大学後期入試の1次試験は、3月2日
(土)に関西医科大学枚方キャンパスで行われ
ます。

今年度の関西医科大学後期試験の1次試験日は、
昭和大学医学部Ⅱ期入試の1次試験日と重なり
ました。受験者も、関東と関西の二つに分かれ
ると思われます。東日本のほとんどの医学部受
験生は、昭和大学医学部Ⅱ期入試を受験するで
しょう。中部、西日本の医学部受験生も、昭和
大学医学部後期入試の募集人員が20名と多い
ことから、昭和大学医学部Ⅱ期に出願する受験
生も少なくないでしょう。関西医科大学後期入
試の募集人員は6名と少ないのですが、医学部
受験生が2分されますので、チャンスも十分あ
ると思います。

さて、関西医科大学後期入試を受験予定の受験
生のみなさんは、すでに行われた関西医科大学
前期入試の問題がどうだったのか、気になると
ころでしょう。メルリックス学院大阪校の講師
による、関西医科大学前期の分析をお伝えいた
します。特に、数学は大きく変わりました。

関西医科大学前期入試の数学は、昨年までの
小問集合1題、穴埋め2題、記述1題から、今
年の前期は、大問4題で全問記述式に変わりま
した。最後の微積分はやや難しいものの、記述
式に変わったとは言え、問題そのものは、取り
組みやすくなったようです。

関西医科大学前期の英語は、長文問題2題は、
毎年出題されていますが、長文以外の問題は、
年により変化します。今年は「発音・アクセ
ント」「対話空所完成」「共通語補充」でした。
この部分は、取り組みやすく感じた受験生が
多かったのではないでしょうか。長文2題の
出来が得点を左右すると思われ、ここに時間
をしっかり取れるように時間配分を考えてく
ださい。

関西医科大学前期の生物は、全体として手応
えを感じられたのではないでしょうか?Ⅰの
小問集合は例年どおり。Ⅱの脂肪代謝は問2
は、やや難しいものの問1、3、4は完答が
可能でしょう。Ⅲの筋収縮は定番の図があり
解きやすいと思われます。ⅣのPCR法は昨年
も出題されており、過去問をやっていれば、
計算問題も解けるはずです。Ⅴの中胚葉誘導の
考察問題も、題材が馴染みある問題でした。

関西医科大学前期の物理は例年どおり、問題量
が多く完答は厳しかったと思われます。大問4
題で、4題目が最も解きやすかったと思われま
すが、時間的にそこまでたどり着けなかった受
験生も少なくないように思われます。
関西医科大学の物理は問題量が多いので、解け
る問題を見極め、解ける問題から解くことが大
切です。

化学は、改めてお伝えいたします。

関西医科大学後期入試対策は、大阪校で行います。
前期の分析を踏まえて行いますので、よろしけれ
ば、ご参加ください。

大阪校 フリーダイヤル 0120-142-767