11月29日(金)に大学入試センターから
来年1月18日(土)、19日(日)に実施される
大学入試センター試験(以下センター試験)の
確定志願者数が発表されました。
それによると現役生は前年比16,550人減、
浪人生は前年比4,205人増、高卒認定等が
前年比329人減で全体では前年に比べ
12,674人減でした。
昨年のセンター試験は難化して、
国公立医学部志望者が私立医学部にも
流れてきましたが、今年のセンター試験が
これ以上、難化することはないでしょう。
昨年の難化から揺り戻しがあり、
やや易化する可能性も十分考えられます。
今年の私立医学部センター試験利用入試では
得点率90%がひとまずの目標と考えていいでしょう。
ところで今日は福岡校で福岡大学医学部一般入試の
プレテストを行っており、福岡大学医学部一般入試に
向けて作戦やいろいろ教えておくことを話しました。
医学部入試を目前に控えた受験生の真剣な目が
印象的でした。
福岡大学医学部一般入試は英語から始まり、
1時間目の英語70分が終わると昼休みに入ります。
この1時間10分と長い昼休みの過ごし方が大切です。
福岡大学医学部一般入試の全体的な出題傾向は
もちろんですが、昼休みの過ごし方の注意点も話しました。
また、福岡大学医学部一般入試では1次試験で
小論文も行ってしまいます。
福岡大学医学部の小論文は、なかなかのクセ者ですから
注意すべきところも話しました。
ところで、福岡大学医学部では、小論文・面接・調査書の
全体について50点が配点されています。
数学も英語も化学も生物も物理も、それぞれ100点です。
その半分の50点が小論文・面接・調査書に配点されています。
とても大きいと言わざるを得ません。
実態として調査書は関係ないので、小論文と面接で
50点と考えてください。
福岡大学医学部の面接はグループで行われますが、
面接官によって進め方にかなり違いがあります。
先日の福岡大学の推薦入試でも、新しい面接官と
思われる方のグループは、かなり面接官の個性が
出たようです。
1次試験に合格した後でもいいので、福岡大学医学部の
グループ討論、グループ面接の練習をしておくといいでしょう。
これは、グループの中の他の人の発言にどう対応していくか
ということが大切ですが、頭の中で考えていても仕方ありません。
実際に本番と同じ人数、同じ進め方でやってみることが大切です。
明日は東京に戻り生徒達に願書を一括で手渡します。
いよいよ出願準備に入ります。