私立医学部受験では一般選抜の前に、「ここなら進学してもいい」という医学部が学校推薦型選抜を実施しているのなら受験することをおススメします。
非常に厳しい医学部受験ですから、チャンスは多い方がいいでしょう。
医学部の学校推薦型選抜で、医学部受験生が案外知らないのが日本大学医学部の学校推薦型選抜です。
「えっ、日大で推薦入試をやってるの?」という受験生は少なくないように思います。
日本大学医学部では昨年も学校推薦型選抜を実施していたのですが、新潟県地域枠のみで募集人員は2名でした。
それが今年は公募制学校推薦型選抜に変更され、募集人員も5名になりました。
ちなみに昨年の新潟県地域枠推薦の志願者は7名でした。
日本大学医学部の公募制学校推薦型選抜は募集人員5名で専願制です。
いわゆる旧設医学部の一つですので、「日大なら」と考える受験生もいそうです。
首都圏の旧設医学部では東京医科大学が学校推薦型選抜を行っていますが、2題出題される小論文は、普通の医学部受験生にはハードルが高いと思います。
この小論文があることで東京医科大学の学校推薦型選抜の受験を見送る受験生もいると思いますが、日本大学医学部の学校推薦型選抜は数学、英語、理科、小論文、面接ですから一般選抜に向けて勉強を続けている受験生にも受けやすい医学部入試だと思います。
出願期間は11月18日(月)から12月3日(火)までですので、まだ十分に間に合います。
受験資格は評定平均4.0以上の1浪生までとなっています。
試験は12月14日(土)になります。
医学部の学校推薦型選抜に出願していない受験生の皆さんは、日大医学部の推薦を考えてもいいと思います。
日本大学医学部が公募制の学校推薦型選抜を知らないで、せっかくのチャンスを生かせない受験生は多いと思います。
逆に、「日大医学部で推薦をやる」ことを知っている受験生はチャンスが一つ増えます。
恐らく今年の志願者は少ないと思います。
やはり医学部受験は「情報戦」という側面もあることを改めて思います。