今日、日本歯科大学後期入試の合格発表がありました。
受験番号から推測する限り、今年の日本歯科大学は
一般前期・一般後期とも50名以上、志願者を減らしています。
同じく、2年連続で私立歯学部の志願者数トップとなった
昭和大学歯学部もすべての入試区分で志願者減となりました。
そのせいもあってか、昭和大学歯学部は選抜Ⅰ期・Ⅱ期とも
正規合格者を昨年より多めに出し、
その分だけ補欠者の数を減らしています。
早めに受験生を囲い込んでしまおうという作戦かもしれません。
逆に日本大学(歯)と日本大学(松戸歯)は
一般入試で志願者を増やしています。
日本大学(松戸歯)の一般A方式1期は
昨年は帝京大学医学部の3日目と試験日が重なっていました。
今年はそれがなくなったためか、74名増の282名と
志願者を伸ばしました。
毎年2月3日に試験を行う日本大学(歯)の一般A方式も
昨年と比べて志願者が76名増の365名でした。
今年から募集定員が18名減って47名になったので、
例年よりも倍率が上がり、それなりにできる生徒でも
ちょっとミスをすると補欠となる厳しい戦いになりました。
私立歯学部で最難関とされる東京歯科大学は
志願者も合格者も現時点では不明ですが、
志願者全体としては減っているのではないかと思われます。
今年の歯学部受験生の動きを見ていると、
早めに手堅く決めてしまおうという意図が感じられます。
そういった受験生にとって、東京歯科大学や昭和大学歯学部は
難関校であり、合格は難しいといった意識が働くのかもしれません。
その東京歯科大学の一般Ⅱ期入試が
今週の土曜、3月12日(土)に行われます。
昨年は募集定員が約15名の厳しい戦いに、
175名の受験者が挑みました。
東京歯科大学の一般Ⅱ期は英語と数学又は理科から1科目です。
つまり、英語ともう1科目は得意な科目で受けることができます。
まだどこの医学部からも最終合格が来ていない医学部併願者も
かなりの割合で受けてくると思われますので、
ボーダーラインは相当高くなることが予想されます。
ところで、今年のメルリックスの私立歯学部受験コース、
通称Dクラスの生徒は全員、歯学部合格を達成しました。
1浪生から再受験生まで様々な経歴の生徒達でしたが、
見事に全員合格を決めてくれました。
現在の私立歯学部入試速報はコチラ