17の私立歯学部のうち、16の私立歯学部
でセンター試験利用入試を行っています。
河合塾と、ベネッセ・駿台が共同運営する
データネットが、それぞれ私立歯学部セン
ター試験利用入試のボーダーラインを発表
しています。
河合塾のボーダーラインは合格可能性50%、
ベネッセ・駿台のボーダーラインは合格可
能生60%を意味しています。当然、ベネッ
セ・駿台のボーダーラインの方が高くなり
そうなものですが、そうはなっていません。
先日、このブログで私立医学部のセンター
試験利用入試のボーダーラインをお伝えい
たしましたが、医学部のボーダーラインは、
合格可能性50%の河合塾に比べ、合格可能
性60%のベネッセ・駿台の方が高くなって
いました。
私立歯学部では、必ずしもそうならないの
は、サンプル数が少ないからだと思われま
す。
例えば、昭和大学歯学部のセンター試験利
用入試B方式は、募集人6名に対し志願者
は18名です。
河合塾とベネッセ・駿台の両方に自己採点
を出す受験生はいないと思います。また、
全員がどちらかに出すとは到底思えません。
こういった状況でボーダーラインを算出す
ることは、かなり無理があると思います。
私立歯学部センター試験利用入試のボー
ダーラインについては、あくまで参考に
とどめておいてください。
ちなみに、志願者の多い昭和大学歯学部
A方式、日本大学歯学部、日本歯科大学
生命歯学部、東京歯科大学などのボー
ダーラインは、活用できると思います。
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