歯学部入試

【完全保存版】私立歯学部 共通テスト利用ボーダー徹底分析

※このブログの「ボーダーライン」は、駿台・ベネッセが示す 合格可能性40%〜60% の範囲(いわゆる“合格可能性が五分五分前後”の水準)です。

目次

  1. はじめに:共通テスト利用は「楽に受かる制度」ではない
  2. 2026年度 私立歯学部 共通テスト利用(駿台・ベネッセ)ボーダー一覧(得点率順)
  3. まず結論:2026年度は「上位校は医学部級」「中堅は60%が壁」「下位は定員の小ささが怖い」
  4. 上位校(70%〜80%台)は何が起きているのか:共テ利用=最難関枠
  5. 60%ラインの意味:歯学部共テ利用の“合否分岐点”になりやすい理由
  6. 45%前後の大学は本当に入りやすいのか:数字の罠(定員・出願動向・層の混在)
  7. 36.7%は「簡単」の意味ではない:40%未満帯のリスク構造
  8. 共通テスト利用入試の本質:メリットとデメリットを正しく理解する
  9. 目標得点率の立て方:いまから何%を目指すべきか(上位・中堅・確保)
  10. 受験生編:高3の学習戦略(科目別の伸ばし方と得点設計)
  11. 保護者編:家庭内で起きやすい“すれ違い”と声かけの正解
  12. ここから本題:共テ利用 × 一般選抜「併願戦略」の全体設計
  13. 併願は3層構造(Aチャレンジ/B本命/C確保)で組む
  14. 得点率別・併願モデル(70%以上/60%前後/50%台)
  15. 共テ利用の出願校数と、一般選抜の出願校数の最適解
  16. 失敗例から学ぶ:よくある併願の事故パターン
  17. まとめ:2026年度歯学部合格に必要なのは「情報」ではなく「配分と戦略」
  1. はじめに:共通テスト利用は「楽に受か

る制度」ではない

私立歯学部の受験は、昔から「情報戦」とも言われます。
しかし、ここでいう情報戦とは、単に偏差値や合格最低点を集めることではありません。

どの入試方式を、どの順番で、どの層に当てるか”
この設計が合否を分けます。

とくに私立大学の共通テスト利用入試は、保護者の方の時代には無かったことから誤解しやすい制度です。

  • 「共通テストである程度取れれば、一般より楽に受かるのでは?」
  • 「一般より負担が少ないのでは?」
  • 「滑り止めとして気軽に出しておけばいいのでは?」

こうしたイメージで出願すると、思わぬ“全滅”が起きます。

なぜなら、私立歯学部の共通テスト利用入試は多くの場合、募集定員が少ない
さらに、出願者層が読みづらく、毎年ブレやすい
そして最大の特徴は、「一発勝負の性格が強い」ことです。

この記事では、駿台・ベネッセが共同で発表した2026年度の私立歯学部共通テスト利用入試ボーダーライン一覧を起点に、「難易度の正体」と「合格確率を上げる併願設計」を、受験生と保護者の両方に向けて丁寧に解説します。

気を付けて欲しいのは、これはあくまで駿台・ベネッセの「予想」です。
非常に多くの受験生の共通テストデータを集めていますので、十分に目安にはなります。

ただし、私立歯学部の共通テスト利用入試は募集人員(定員)が少ないので、「ブレる」ことも珍しくありません。

  1. 2026年度 私立歯学部 共通テスト利用ボーダー一覧

2026年度入試 私立歯学部共通テスト利用入試 ボーダーライン

 

大学 区分 定員 満点 ボーダー得点 得点率
北海道医療大学 8人 300 110点 36.7%
岩手医科大学 10人 300 135点 45.0%
明海大学 10人 200 116点 58.0%
日本大学・松戸 3人 300 135点 45.0%
昭和医科大学 5人 300 220点 73.3%
東京歯科大学 1 8人 300 205点 68.3%
日本大学 7人 300 225点 75.0%
日本歯科大学 約20人 300 200点 66.7%
神奈川歯科大学 5人 200 102点 51.0%
鶴見大学 8人 300 130点 43.3%
日本歯科・新潟 約10人 300 195点 65.0%
松本歯科大学 20 300 135点 45.0%
朝日大学 12人 300 180点 60.0%
愛知学院大学 300 180点 60.0%
大阪歯科大学 約10人 300 245点 81.7%
福岡歯科大学 約5人 300 175点 58.3%

 

*前は前期、1は1期

この一覧だけでも、2026年度の共テ利用が「簡単ではない」ことが分かります。
80%台から30%台まで幅がありますが、ここに罠があります。

共通テストのボーダーライン得点率の高い順に並べ替えるとこうなります。

大学 得点率
大阪歯科大学 81.7
日本大学 75.0
昭和医科大学 73.3
東京歯科大学 68.3
日本歯科大学 66.7
日本歯科大学新潟生命歯学部 65.0
朝日大学 60.0%
愛知学院大学 60.0%
福岡歯科大学 58.3%
明海大学 58.0%
神奈川歯科大学 51.0%
岩手医科大学 45.0%
日本大学松戸歯学部 45.0%
松本歯科大学 45.0%
鶴見大学 43.3%
北海道医療大学 36.7%

 

  1. まず結論:2026年度は「上位校は医学部級」「中堅は60%が壁」「下位は定員の小ささが怖い」

ここから先の話を理解するために、最初に結論をはっきり置きます。

結論①:上位校の共テ利用は“最難関枠”

大阪歯科大81.7%、日大75.0%、昭和医科大73.3%。
このゾーンは、一般入試での難関層と同じ、あるいはそれ以上の厳しさになる年があります。

結論②:60%は“歯学部共テ利用の合否分岐点”

朝日大60%、愛知学院大60%。
このラインを超えられるかどうかが、多くの受験生にとって現実的な勝負どころです。

結論③:45%前後や36.7%は「簡単」の意味ではない

45%帯は募集枠が小さい大学が混ざり、出願の偏りで一気に難化します。
36.7%帯は、そもそも「合格可能性40〜60%」の中の数字なので、油断すると普通に落ちます。

この3つを押さえておくと、以降の戦略がブレません。

  1. 上位校(70%〜80%台)は何が起きているのか:共テ利用=最難関枠

得点率を見てまず目に入るのが、上位の異常な高さです。

  • 大阪歯科大学:81.7%(245/300)
  • 日本大学:75.0%(225/300)
  • 昭和医科大学:73.3%(220/300)
  • 東京歯科大学:68.3%(205/300)
  • 日本歯科大学:66.7%(200/300)
  • 日本歯科・新潟:65.0%(195/300)

ここで重要なのは、「上位校はすごい」で終わらせないことです。
なぜ共テ利用でここまで高くなるのか、理由を理解すると対策が変わります。

上位校が高くなる理由①:そもそも“枠が小さい”

昭和医科は定員5、東京歯科は8、日大は7、大阪歯科は約10。
この規模だと、少数の高得点者が集まっただけでボーダーが跳ね上がります。

上位校が高くなる理由②:高得点層が“安全校として”出す

「本命は国公立」
「本命は医学部」
「一般選抜の複数校受験の保険として」
こういう層が共テ利用に流入すると、ボーダーは一段上がります。

上位校が高くなる理由③:共テ利用は“取りこぼしが少ない人”が強い

一般選抜一般入試)は、当日の出来や問題の相性で上下します。
一方で共テ利用は、広く浅くでも安定して点を積み上げるタイプが強い傾向があります。
このタイプは上位校に多いので、ますます得点率が上がります。

結論として、上位校の共テ利用はこう捉えてください。

「共テ利用=滑り止め」ではなく、
「共テ利用=上位層の選抜試験」

ここを誤解していると、出願戦略が崩れます。

  1. 60%ラインの意味:歯学部共テ利用の“合否分岐点”になりやすい理由

一覧の中央にあるのが60%ゾーンです。

  • 朝日大学:60.0%(180/300)
  • 愛知学院大学:60.0%(180/300)
  • 明海大学:58.0%(116/200)
  • 福岡歯科大学:58.3%(175/300)

このゾーンは、実務的にいちばん重要です。
なぜなら、受験生のボリューム層がここに集中するからです。

共通テストは文系・理系の全ての受験者の平均点が60点になるように作られています。

なぜ60%が壁になるのか

歯学部志望の受験生は、共テでいきなり70%後半を安定して取れる層ばかりではありません。
現実には、

  • 55%前後で伸び悩む
  • 60%で一度壁に当たる
  • 65%を超えると合格が見え始める

この「60%の段差」が大きいのです。

特に共テ利用は2科目や3科目で合否判定をすることが多く、1科目失敗した瞬間に全体が崩れます。
英語で落とした、理科がズレた、数学で計算間違いをした
こうした日のブレを吸収するには、総合得点で余裕が必要です。

その“余裕の最低ライン”として、まず60%が目安になります。

  1. 45%前後の大学は本当に入りやすいのか:数字の罠(定員・出願動向・層の混在)

一覧には45%前後がいくつかあります。

  • 岩手医科大学:45.0%(135/300)定員10
  • 日本大学・松戸:45.0%(135/300)定員3
  • 松本歯科大学:45.0%(135/300)定員20
  • 鶴見大学:43.3%(130/300)定員8

ここで起きがちな誤解があります。

「45%なら、半分取れなくてもいける」
「うちの子でも出せば受かるかも」

この発想は危険です。理由は3つ。

理由①:定員が小さいほど“ブレ幅”が大きい

定員が小さい場合は、ほぼ「抽選」に近い年もあります。
もちろん実際は得点順ですが、受験生の点数分布が少し変わるだけで、ボーダーが一気に上下します。

理由②:下位帯ほど“層が混ざる”

「本命ではないが、とりあえず出しておく」
「一般の安全校として出す」
こういう高得点層が紛れ込むと、45%帯は簡単に崩れます。

理由③:ボーダーは「合格最低点」ではない

今回のボーダーは、合格可能性40〜60%のゾーン。
つまり、この点数で受けると半分くらい落ちるという水準です。
ここを「安全圏」と勘違いすると、戦略が破綻します。

結論として、45%帯はこう扱ってください。

45%帯は「安全」ではなく「勝負」のゾーン。
そして定員が小さいほど「勝負の色」が濃い。

  1. 36.7%は「簡単」の意味ではない:40%未満帯のリスク構造

北海道医療大学:36.7%(110/300)定員8。

数字だけ見ると「低い=入りやすい」と思われがちですが、ここも注意が必要です。
40%未満は特に「事故」が起こりやすいゾーンです。

なぜなら、「もともと自分の成績に自信を持てない受験生」が多く出願してきます。

こういった受験生は1科目の失敗で、全体が崩れます。
諦めが早いタイプです。

共テは毎年どこかが動きます。
そこに耐えられません。

また、定員8という規模も「楽」とは言えません。
出願者が増えれば、当然ボーダーは上がります。

つまり、36.7%はこう理解するのが正確です。

「低い=簡単」ではなく、
「低い=余裕がない勝負になりやすい」

  1. 共通テスト利用入試の本質:メリットとデメリットを正しく理解する

ここで一度、共テ利用の性格を整理します。

共テ利用のメリット

  1. ワンチャンが生まれる
    一般で届きにくい層でも、共テで高得点が出れば合格が見えることがある。
  2. 早期合格で精神的に安定する
    早めに1校でも確保できると、その後の一般で攻められます。
    保護者の安心も大きい。
  3. 一般の勉強が“ムダにならない”
    共テで取るために英語・理科を底上げした分は、一般でも効きます。

共テ利用のデメリット(ここが重要)

  1. 募集枠が小さく、出願動向で難易度が乱高下する
  2. 当日勝負の要素が強い(やり直しが効かない)
  3. 「ボーダー=安全圏」ではない(合格可能性40〜60%)

私立歯学部の一般選抜は、何校も受けることが出来ます。
しかし、共通テストは一発勝負です。

さらに忘れてはいけないのが、「共通テストとは別に面接がある」ことです。

面接を課さない大学もありますが、多くの大学では共通テストとは別日程で面接を行います。

「共通テストを受ければ終わり」ではないことも忘れないで下さい。

だからこそ、共テ利用はこう位置づけてください。

共テ利用は「主戦場」ではなく「保険と加点」。
本命は一般選抜で勝ち切る。

  1. 目標得点率の立て方:いまから何%を目指すべきか(上位・中堅・確保)

ここは受験生にも保護者にも分かりやすく、目安を置きます。
(※もちろん個人差はありますが、戦略設計のための指標です)

  • 上位校狙い:75%以上
    大阪歯科・日大・昭和医科・東京歯科レベルは、基本的にこのレンジが必要。
  • 中堅校で勝負:65%以上
    日本歯科・新潟、日本歯科大、東京歯科の一部も視野。
  • 合格確保ライン:60%以上
    朝日大・愛知学院大のような60%帯で勝負できる可能性が出る。
  • 55%以下は「共テ利用で確保」を狙うのは危険
    ここは一般選抜で確率を上げる設計に切り替えた方が結果が安定しやすくなります。

重要なのは、「目標点は大学ごとに」ではなく、まず「自分の層」を決めることです。
層が決まると、併願の組み方が一気に楽になります。

  1. 受験生編:高3の学習戦略(科目別の伸ばし方と得点設計)

共テの得点率は、才能よりも「設計」で伸びます。
特に歯学部志望は、英語と理科で伸びる人が多くいます。

英語:配点が大きく、伸びしろが残りやすい

  • 単語・熟語:短期間で伸びる
  • 長文:設問処理の型を作る
  • リスニング:練習量がそのまま点になることが多い

英語は「できるようになった分が点に直結」しやすい科目です。
共テで60%→65%に上げる時、英語が最短ルートになることも多くあります。

数学:共通テストの数学に慣れることも大切

共通テストの数学は問題文が長くなり、問題文の「早く正確な理解」が無いと思ったような得点は望めません。

共通テストの過去問を使って、「共通テストの数学」に慣れて下さい。

理科:伸びると総合点が跳ねる

理科はどうしても遅れがちになる教科ですが一度、理解がつながると、安定して点が取れるようになります。
英語と数学だけでなく、理科も早めから取り組むことが大切です。

どの科目でも、苦手単元の放置が致命傷になります。

  1. 保護者編:家庭内で起きやすい“すれ違い”と声かけの正解

共テ利用が絡むと、家庭内で起こる典型的なすれ違いがあります。

すれ違い①:「ボーダー低い=安心」問題

先ほども触れましたが、ボーダーは合格可能性40〜60%です。
つまり、半分は落ちます
「この点なら受かるでしょ?」は禁句になりやすいので注意してください。

すれ違い②:共テに全振りして一般が薄くなる

共テに気持ちが寄ると、一般対策が遅れがちです。
歯学部の合格は一般が土台。

ここが崩れると、共テが失敗した瞬間に行き場がなくなります。

良い声かけの型

  • 「共テはチャンス、一般が本番、両方の設計で勝とう」
  • 「一般と共テとバランスよく準備しよう」
  • 「出願は“合格を取りに行く設計”にしよう」

家庭がこのトーンになると、受験生は安定します。

  1. ここから本題:共テ利用 × 一般選抜「併願戦略」の全体設計

ここからが「合否を分ける部分」です。

併願戦略のゴールは1つ。

受験日程の中で、合格を1つずつ積み上げていく設計を作ること。

共テ利用はそのための「補助エンジン」。
一般選抜は「メインエンジン」です。

共テ利用と一般選抜を別々に考えると失敗します。
必ず「同じ、歯学部合格のための設計図」として一体化させます。

  1. 併願は3層構造(Aチャレンジ/B本命/C確保)で組む

併願を成功させるコツは、大学名より先に“層”を決めることです。

  • A層:チャレンジ(受かれば大きいが五分以下)
  • B層:本命(勝ち筋がある、合格可能性が高め)
  • C層:確保(落とさない設計、精神安定)

そしてここがポイントです。

共テ利用は「A or B」に置きやすい

募集枠が小さくブレるので、C(確保)に置くのは難しい年が多い。

確保(C)は一般選抜で作る

一般は受験回数を確保しやすく、当日の相性も分散できるため、「歯学部進学確保」を作りやすくなります。

この考え方だけで、併願の事故が激減します。

  1. 得点率別・併願モデル(70%以上/60%前後/50%台)

ここでは「考え方」としてのモデルを示します。
(※大学選びは地域・日程・科目・学費等でも変わるため、ここでは“形”を掴んでください)

共テ得点率70%以上の受験生(上位帯)

併願の基本方針

  • 共テ利用:A層(上位校)を攻める価値がある
  • 一般:B層+C層で堅く取り、最終的に複数合格を狙う

なぜこの形が強いのか

70%以上取れる受験生は、一般でも戦える可能性が高いと言えます。
だから共テ利用は「攻め」に使い、一般は「確実に取り切る」設計にします。

共テ得点率60%前後の受験生(最重要・最多層)

併願の基本方針

  • 共テ利用:B層を1〜2校(出し過ぎない)
  • 一般:B層を中心に、C層を必ず組み込む(回数で合格を取りに行く)

なぜこの形が必要か

60%は“合否五分”の帯になりやすい。
共テ利用だけに寄せると、全滅が起きる。
一般で回数と相性を分散し、合格確率を押し上げることが欠かせません。

共テ得点率50%台の受験生(共テは補助扱い)

併願の基本方針

  • 共テ利用:無理に増やさない(出すなら1校程度)
  • 一般:主戦場。B層とC層を厚くする

なぜ共テを増やさないのか

50%台は、出願動向の変化や科目のブレで一気に厳しくなります。
ここで共テ利用を増やしても、「安心」にはなりにくいのです。
一般選抜で勝つ設計に集中した方が、歯学部合格が近くなります。

  1. 共テ利用の出願校数と、一般選抜の出願校数の最適解

現実的な出願数の目安を置きます。
(無闇に増やすと対策が薄くなり、逆に合格率が落ちます)

  • 共テ利用:1〜3校まで
    上位帯でも3校程度が上限。
    それ以上は「出すだけ」になりやすい。
  • 一般選抜:4〜6校程度
    日程が許すなら、一般選抜で合格を積み上げる。
    C層(確保)を必ず入れる。

ここで重要なのは、「受験回数=合格確率」になりやすいのが一般、
「受験回数を増やしても安定しない」のが共テ利用、という性格です。

  1. 失敗例から学ぶ:よくある併願の事故パターン

最後に、よくある失敗を挙げますので、心当たりがあれば、ここだけでも修正してください。

事故パターン①:共テ利用を「確保」に置いてしまう

「ボーダーが低いから確保」
→ 受験生が増えた年に難化して全落ち
→ 一般が薄くて行き場がなくなる

事故パターン②:上位校の共テ利用を「滑り止め」だと思う

70%台〜80%台を軽く見て出す
→ 共通テストの失敗で動揺
→ 一般の出願戦略も崩れる

事故パターン③:B層(本命)ばかりでC層(確保)がない

「このくらいなら受かるはず」で固める
→ 当日のブレで連鎖不合格
→ 気持ちが折れてパフォーマンス低下

歯学部受験は、メンタルの影響が結果に直結します。
C層で1つ確保できると、そこからの伸びがまるで変わります。

  1. まとめ:2026年度歯学部合格に必要なのは「情報」ではなく「配分と戦略」

2026年度の共通テスト利用ボーダーから読み取れることは明確です。

  • 上位校の共テ利用は、最難関枠として機能している(70〜80%台)
  • 60%は、歯学部共テ利用の実務上の分岐点になりやすい
  • 45%や36.7%は、簡単の意味ではない(定員とブレで難化する)
  • 別日程で面接がある
  • 共テ利用は「保険」だが、確保は一般で作るのが基本
  • 併願はA/B/Cの3層構造で組み、共テと一般を一つの設計図に統合する

最後に、受験生と保護者の方へ同じメッセージです。

共テの点数は大切。
でもそれ以上に大切なのは、
「その点数をどう合格に変える設計にするか」です。

ここまで読んでくださった方は、もう「戦略の骨格」を持っています。
あとは、あなた(お子さん)の現在の得点率帯に合わせて、A/B/Cの厚みを調整するだけです。