メルオンからは毎年、多くの歯学部に進学する生徒がいます。
中には歯学部に進学したものの、歯学部の進級で苦労する学生あるいは歯学部で留年してしまう学生もいます。
そんな元・メルオン生から「歯学部の進級対策をして欲しい」という声があり、「メルオンデントゼミ」という名称で、歯学部進級のお手伝いをしています。
この「デントゼミ」のホームページにもブログを書いていますが、「歯科医師の未来は明るい、歯学部で留年している場合ではない」といった内容のブログを書きました。
世間では、歯科医師に対して「コンビニより多い」、「歯医者は儲からない」といった否定的な話が多く流れています。
しかし、実態はどうでしょうか?
これまで増加し続けてきた歯科医師の数が2022年から減少に転じました。
年齢別の歯科医師の分布を見ると、60歳以上の歯科医師が歯科医師全体の35.7%を占めています。
歯科医院で働く歯科医師の平均年齢は、53.0歳です。
これから歯科医師の大量引退が目に見えています。
歯科医師の減少に先駆けて2017年をピークに、既に歯科医院の減少が続いています。
歯科医師不足が叫ばれていた時代に、大学歯学部の入学定員を超えて歯学部に入学させていた時代がありましたが、その当時に入学して歯科医師になられた方々の引退が近づいています。
以前は毎年、3000人ほどの歯科医師が誕生していましたが現在、新たに歯科医師となるのは2000人程度で、1000人程度の減少となっています。
若手歯科医師が少ないことから、若い歯科医師の待遇が上がっているようです。
歯科医師は、「手が小さく口の中での細かい作業がしやすい」、「それほど大きな体力を必要としない」など女性にも向いている職業と言われています。
育児などをしながら都合のいい時間だけ歯科医師として働くことも可能です。
一方で、女性歯科医師が増えることで「結婚・出産などを機に歯科医師の現場から離れる」、「フルタイムで働く歯科医師の減少」が言われ、このことが「歯科医師不足につながる」とも言われています。
現在、歯学部受験を目指す受験生の多くが歯科医師のお子さんです。
現役の歯科医師が「歯科医はいい仕事だ」と思うからこそ、歯学部受験を後押ししています。
歯科医師以外の方にも、歯科医師の魅力を分かっていただければ、と思います。
「歯科医師という職業の未来は明るいから頑張ろう」という内容の歯学部生向けの記事をデントゼミにアップしました。
詳細にその理由を書きましたので、歯学部志望者や親御さんにはぜひ一度ご覧いただきたいと思います。
歯学部受験に向けて、モチベーションアップにつながると思います。
デントゼミの記事は、こちら