歯学部推薦入試

私立歯学部の学校推薦型選抜も、いよいよ終盤戦に入りました。
今週末は東西の私立歯学部人気校、東京歯科大学と大阪歯科大学の学校推薦型選抜が行われます。

昨年の東京歯科大学学校推薦型選抜は募集人員約50名に対し85名が志願し、そのうち58名が合格しました。
倍率は1.47倍でした。

今年の志願者数はまだ分かりませんが、昨年に比べ多少減っているかもしれません。
昭和大学歯学部が学校推薦型選抜の試験科目を、歯学部受験生が受けやすいように変更しましたので志願者は増加したと思われます。
昭和大学歯学部も私立歯学部の人気校の一つですから、昭和大学歯学部の志願者が増えたとしたら、東京歯科大学が影響を受ける可能性があると思います。
昭和大学歯学部は学費も東京歯科大学ほど高くなく、またキャンパス移転で新しいキャンパスに医療系4学部がまとまりますので、東京歯科大学と昭和大学歯学部はこれから私立歯学部の人気トップを争っていくと思われます。

東京歯科大学推薦の数学は、一般選抜の数学とは傾向が全く違いますので注意が必要です。
面接は和やかな雰囲気で行われますが、見るところはしっかり見ていますので気を抜かないようにしてください。

大阪歯科大学の昨年の学校推薦型選抜は募集人員約45名に対し117名が志願しました。
昨年の私立歯学部学校推薦型選抜では、大阪歯科大学が最も多くの志願者を集めました。
今年も大阪歯科大学が最も多くの志願者を集めることになるのではないか、と考えています。
昨年は117名の志願者のうち51名が合格して倍率は2.29倍で、2倍を超える厳しい歯学部入試となりました。
メルオンでは大阪歯科大学学校推薦型選抜受験者は過去3年、全員が合格しています。
これは、メルンが古い推薦入試の過去問も持っていて、それを基に大阪歯科大学推薦に合格するために必要なことに絞って指導しているからだと思います。

東京歯科大学は受験者からの報告を基に予想問題を作っていてご希望される方にはお渡ししています。
大阪歯科大学推薦の古い過去問も、ご希望される方には差し上げています。

東京歯科大学の推薦予想問題も大阪歯科大学推薦の過去問も、試験直前のお申し込みがありますが、郵送では間に合いませんのでメールでお送りしますが、容量の関係で戻ってきたりします。
なんとか試験前に届くように、私たちも頑張っています。