医学部入試は厳しい、厳しいと言われますが、
本当に医学部は厳しいのか確認してきました。
慶應義塾大学を見てみると
確かに医学部と理工学部、薬学部では
はっきりとした差がありました。しかし、
「そもそも慶應の医学部は、医学部の中でも別格で難しいからじゃないか?」
と考えても不思議じゃないですね。
そこで今回は他の大学でも
医学部と他学部の入試難易度を見てみましょう。
まず、日本一の学生数を誇る総合大学、
日本大学医学部について見てみましょう。
日大の工学部は
駿台さん、河合さん、代ゼミさんによれば
ボーダーライン偏差値は35~50です。
学科によって差があると同時に、
駿台さん、河合さん、代ゼミさんでも差があります。
薬学部では50~53です。
これに対して医学部は63~67.5です。
日大の場合は
工学部や薬学部であれば偏差値50とちょっとあれば、
難しい学科であってもなんとかなりそうなのに対し、
医学部では60ではまだまだ足りないということになります。
慶應義塾大学以上にはっきりとした差があり、
ちょっと比較にならないという感じですね。
次に東邦大学を見てみましょう。
東邦大学の理学部のボーダーライン偏差値は42.5~54です。
薬学部は54~56です。
日大と同じ様に、
理学部より薬学部の方が少し難しいんですね。
では医学部はどうでしょう。
東邦大学医学部のボーダーライン偏差値は62~67.5です。
やはり、医学部と他学部は、はっきり差がありますね。
「でも、それって旧設医学部だからじゃない?」
そう思う医学部受験生もいるでしょう。
次回は新設医学部を見てみましょう。