医学部の受験校を選ぶ際に忘れてはならないのは
2次試験の存在です。
医学部入試は一般的に1次試験で学力試験を行い、
2次試験では面接と小論文そして適性検査が行われます。
「医学部合格!!」ということは、1次試験に合格することはもちろん、
2次試験も乗り越えて初めて「医学部合格!!」
となるのです。
何を今更ですね。
ですから、当然、医学部の受験校を考える際は2次試験も十分に
意識する必要があります。
医学部入試で最も2次試験の配点が高いのは
聖マリアンナ医科大学で、面接100点、小論文100点が
配点されています。
1次試験の英語や数学も100点ですから、面接も小論文も
英語や数学、理科と同じウエイトになっています。
英語や数学、理科に1年間十分時間をかけてきたのに対し
、面接、小論文には時間をほとんどかけないというのも、
おかしな話だと分かりますね。
「面接、小論文に対策を費やす時間なんて取れない」のであれば
1次試験の学力試験でほぼ合否が決まる医学部の受験を考えるべきでしょう。
ただ気をつけてほしいのは、例えば久留米大学医学部では小論文に
50点の配点がついていいることしか公表されていませんが、実は面接にも
配点があります。
信頼関係を壊すことになりますので、詳細をお伝えすることはできませんが
面接にも小論文同様に配点があります。
小論文、面接はどう取り扱われているのか分かりにくいところが
あるのも事実ですが、医学部入試に詳しい予備校に相談してみるのも
いいでしょう。
小論文、面接と一言で言っても、そのやり方、内容は様々です。
明日は、その辺についてお伝えします。