2016年度の近畿大学医学部推薦入試と
一般入試前期の結果についてお伝えしましたが,
本日は残る一般入試後期についてお伝え致します。
さて、2016年度近畿大学医学部一般後期入試は
募集定員5名で行われ1,094名が志願しました。
このうち実際に受験したのは960名で、受験者
960名の内訳を見ると男子603名、女子357名と
やや女子が多く受験していることが目に付きます。
これは昨年も同じで、2015年度の
近畿大学医学部一般後期入試は
受験者1,187名に対し、女子478名と
女子の比率が4割を越えています。
「男子はあきらめが早く、女子は最後まで頑張るから」など、
もっともらしい理由を述べることはできますが、
「こうだ」と自信を持っては言えないのが正直なところです。
関西医科大学の後期入試では
この傾向はさらに顕著で、
2016年度関西医科大学後期入試の
受験者は男子275名、女子203名と
女子の比率が4割を越えています。
ところが、同じく後期入試を行っている
大阪医科大学の2016年度後期入試では、
男子544名、女子296名と男女比は
ほぼ2対1です。
話を一般後期の結果に戻すと募集定員わずか5名に
1,094名が出願し、出願者のうち960名が受験しました。
近畿大学医学部一般後期入試は1次試験と2次試験に
分かれていませんので、受験者960名の中から正規合格者
8名が発表されました。
補欠は12名で、その中から5名が繰り上げ合格となりましたので
近畿大学医学部一般後期入試の総合格者数は13名で実質倍率は
73.8倍となりました。
昨年の近畿大学医学部一般後期入試では、正規合格者5名で
繰り上げ合格者を出さずに総合格者数も5名だったのですが、
2016年度では正規合格者も8名と多めに出し、
繰り上げ合格者も5名出しました。
気になる合格最低点ですが、400点満点の353点、得点率88.3%と
非常に高い点数が求められます。近畿大学医学部一般後期入試は
ザックリ「9割目標」と考えて下さい。
明日は近畿大学医学部C方式前・中・後期の入試結果について
お伝え致します。