明日と明後日は、東海大学医学部の1次試験日
です。東海大学医学部は、1次試験日を2日間
設けていますので、2日分の志願者数を足すと、
5000人近い志願者となります。
ただし、2日続けて東海大学医学部を受験する
受験生も多いので、志願者の実数は違ってきま
す。
今年の東海大学医学部1次試験日は、日本医科
大学、福岡大学医学部、杏林大学医学部と重な
っています。特に2日目の杏林大学医学部とは、
医学部受験生を分け合いそうです。
東海大学医学部一般入試の試験科目は英語、数
学、理科1科目の3科目入試になります。1次
試験日が2日あり、理科も1科目選択ですので、
日程による有利不利、選択科目による有利不利
が出ないように、合否判定は素点ではなく偏差
値に直して判定します。
ですから理科の選択科目は、過去問をやって高
得点が取れる科目というより、他の受験生より
点が取れそうな科目を選ぶことが基本です。
100点続出の試験では、自分も100点を取って
も偏差値にすると高い偏差値とはなりません。
「受験した他の人と比べて、どうか」というこ
とが大切になります。
ですから明日、明後日の理科で点が取れなくて
も心配しないでください。きっと、他の受験生
も点が取れていないので偏差値に直すと、いい
結果になると考えてください。
東海大学医学部の英語は、大問8題、70分
です。マーク式の部分が多いのですが、英文
和訳と和文英訳は記述式になります。
東海大学医学部の英語は、医学部入試の英語
としては取り組みやすいでしょう。英文和訳
と和文英訳以外の問題は、確実に点にしたい
ところです。
記述部分の英文和訳と和文英訳に時間を掛け
たいので、これ以外の問題は迷うことなく、
スムーズに解くことを考えてください。
英語は、8割以上を目指してください。
東海大学医学部の数学は、「解ける」と感じる
問題が多くなります。一昨年の数学は難化し
ましたが、昨年の数学は基本的な問題中心に
戻っています。再度難化する可能性もありま
すので、「難しい」と感じることもあるかも
しれません。そうなったとしても慌てないで
下さい。
東海大学医学部の数学は全問、空所補充の形
になっていて、答えだけを書きます。問題そ
のものは難しくありませんので、正確な計算
を心掛けてください。
数学も8割以上を目指してください。