医学部の情報を読み解く

日本大学医学部の英語は、必ず過去問演習を(2020-02-07)

毎年、1次試験日が1日だけの私立医学部入試で
最も志願者が多い、日本大学医学部A方式の1次
試験が明日、行われます。

今年の日本大学医学部A方式の志願者は、募集人
員97名に対し3,226名で、志願倍率は33.3倍と
なりました。昨年の志願者は、3,602名でしたの
で、昨年に比べ376名少ない志願者でした。

日本大学医学部一般入試はN方式では志願者増、
A方式では志願者減となりました。

日本大学医学部A方式の英語は、試験時間75分
のマーク式で、設問も全て英語で書かれています。
全て長文問題で、設問はパラグラフを指定して問
われています。

日本大学医学部の英語は特別に難しいというわけ
ではありませんが、全ての長文は「sec1,sec2」な
どと、分けられています。英語での設問も含めて、
慣れていないと試験当日、戸惑うかもしれません。
ぜひ、英語の過去問を一度は解いて「日大の英語」
に慣れておいてください。

試験時間に余裕があるわけではありませんので、
「日大の英語」に慣れていないと時間的に厳しく
なると思います。過去問で感覚をつかんでおいて
ください。

日本大学医学部の数学は試験時間75分で大問5題、
そのうち3題がマーク式、2題が記述式となります。

大問1、大問2は小問集合で、この大問2題は出来
る限り解いておきたいところです。大問3以降は、
完答を目指すと時間の掛かる問題もありますので、
完答を目指すより時間を考えて、解ける部分を正
確に解いた方が良さそうです。

証明問題や図形の絡んだ問題が出題されることもあ
りますので、そういった問題の見直しをしておくと
いいでしょう。

日本大学医学部の化学は、「よく見る問題」が中心に
なります。標準的な難易度の問題が多くなりますから、
焦らず確実に解き進めてください。もちろん、中には
手強い問題もありますので、そういった問題は後回し
にしてください。試験時間に比べ問題量は、やや多い
ようにも思いますので試験時間の後半は気持ちが急い
てしまうかもしれませんが、マークミスなどは絶対に
しないように心掛けてください。

メルリックス学院の公式ツイッターに「生物、物理に
ついて触れないのは、なぜか」という質問が寄せられ
ていましたが、生物と物理は医学部受験生全員に関係
するわけではありませんので、触れたいのですが触れ
られていません。

生物と物理にも触れた方がいいとは思っているのですが、
そこまでの時間的な余裕がなく、申し訳ありませんが触
れられていません。生物、物理に関しては大変申し訳あ
りませんがメルリックス学院発行の「私立医歯学部受験
攻略ガイド」などを参考にして下さい。

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