医学部再受験生の皆さんには是非、一度は受験を
検討してもらいたい東海大学医学部編入学試験の
出願が始まっています。
昨日、お伝えしたように出願資格を証明する卒業
証明書、成績証明書等は休校中の大学、短大、専
修学校、専門学校が多いため早めに手配してくだ
さい。
東海大学医学部編入学試験の1次試験の試験科目
は英語と適性試験で各100点、合計200点満点に
なります。
1次試験に合格すると2次試験は、2種類の面接
が行われます。配点は各100点で1次試験と同じ
ように、合計200点満点になります。最終的な合
否は1次試験の得点と2次試験の得点の合計で判
定されます。
2次試験の面接も、英語や適性試験と同じ配点に
なりますので、2次試験での逆転合格も十分あり
得ます。毎年、メルルックス学院の東海大学医学
部編入学試験対策講座の受講生を見ていますが、
2次試験で逆転したのではないかと思われる受講
者もいます。もちろん今は、1次試験の得点を伸
ばすことを考えてください。
さて、2次試験の面接のうち一つは、テーマを与
えられて、それについて10分間自分の考えを述
べる通称「プレゼン面接」です。与えられたテー
マについて知識が無いと、お手上げになってしま
いかねません。
今年の東海大学医学部編入学試験のプレゼン面接
のテーマは、やはり新型コロナウイルスに関する
ものが考えられます。例えば「人類は、感染症と
どう向き合っていくべきか?」といった感じです。
ただ、これはあまりに予想しやすく受験生は全員
が十分な準備をしてくるでしょう。
そうなると、新型コロナウイルス関連を外すこと
も考えられます。その時に「これかな?」と私が
考えているのが「高額医療をどう考えるか」です。
昨日、難病治療薬の「ゾルゲンスマ」に公的医療
保険を適用することが決まりました。ゾルゲンス
マの公定価格(薬価)は1億6707万円にする
ことも決まりました。
1回の投与で高い効果が期待できる素晴らしい新
薬です。一方で、大変高額な薬でもあります。
東海大学医学部の面接担当官が、ちょうど2次試
験のテーマを考え始める時期だと思います。面接
官にしてみると、医師を目指す再受験生に問うて
みたいテーマではないかと思います。
今は1次試験対策で忙しいと思いますが、東海大
学医学部編入学試験の1次試験に合格したら、こ
のブログを思い出してください。